マフィン
気軽につくれるお菓子として大人気。カリッとしたクランブルをふって、少しだけスペシャルなマフィンに仕上げます。
写真: 日置 武晴
*1人分
材料
(直径7cm×高さ3cmのマフィン型6コ分)
- 【クランブル】
- ・バター (食塩不使用) 20g
- ・グラニュー糖 20g
- ・薄力粉 20g
- ・アーモンドパウダー 10g
- 【基本のマフィン生地】
- ・バター (食塩不使用) 75g
- ・グラニュー糖 100g
- ・卵 (大) 1コ
- ・薄力粉 180g
- ・粗塩 少々
- ・ベーキングパウダー 小さじ2
- ・牛乳 75ml
- ・ダークチェリー (缶詰) 正味約120g
- *大粒のチェリーのシロップづけ。
下ごしらえ・準備
1 【クランブル】のバター、【基本のマフィン生地】のバター、卵、牛乳は室温に戻す。
2 ダークチェリーはよく汁けをきる。
3 【基本のマフィン生地】の薄力粉、粗塩、ベーキングパウダーは合わせてふるう。
4 マフィン型にグラシン紙を敷く。
5 オーブンを180℃に温める。
つくり方
【クランブル】の材料をボウルに入れ、手でもみ、バターとほかの材料をなじませる。
大きめのそぼろ状になればよい。大きな塊が少しあったほうが、食べたときに香ばしくておいしい。使うまで冷蔵庫に入れておく。
ボウルにバターを入れて、泡立て器でざっとほぐす。グラニュー糖を3回に分けて加え、そのつどよくすり混ぜる。全体が白っぽくなればよい。
よく溶いた卵を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
バターと卵が分離し、ややモロモロとした状態になっていても、粉を加えれば、まとまるので、次の作業に移ってよい。
準備した粉類の1/3量を4に加える。ゴムべらで大きく混ぜ、粉がやや残っているところで、牛乳の1/2量を加える。
軽く混ぜて、牛乳が残っているところで、残った粉類の1/2量を加えて大きく混ぜる。
粉が残っているところで残りの牛乳を加えて、軽く混ぜ、残りの粉類を加える。
「大きく混ぜたら、生地を押さえる」を繰り返してよく混ぜる。粉が見えなくなり、つやのある生地になればよい。
ダークチェリーを8に加え、つぶさないように大きくスプーンで混ぜる。
6コを取り置き、手順11で【クランブル】をのせる前に、マフィン生地の上に飾ってもよい。
準備した型に、9を等分に入れる。
10を天板にのせ、2の【クランブル】をマフィン生地に等分にのせる。
180℃のオーブンで23~25分間焼く。
オーブンのくせにもよるが、10分間たったところで、型の前後を入れ替えると、均一に火が通る。
表面を押してみて、弾力が出ていたら焼き上がり。型に入れたまま冷まし、粗熱が取れたら、型から出す。
ふんわり軽いマフィンもありますが、これはややもっちりとした焼き上がりのマフィンになります。この食感をつくるために大切なのは、薄力粉を全部入れたあとにしっかりと混ぜること。「サックリと」ではなく「大きく混ぜたら、へらの表面を使って押さえる」を繰り返します。やや粘りが出ても大丈夫。この粘りが、ダークチェリーをしっかりと支えながらふくらむ力となり、またもっちりとした食感をもったマフィンをつくります。
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このレシピをつくった人
森岡 梨さん
東京・南青山にある洋菓子店「A.R.I」シェフ。大学卒業後、ニューヨークに渡り、お菓子作りを学ぶ。幼いころからパン教室に通い、数々のお菓子コンクールで入賞を果たす。
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