きょうの料理レシピ
新じゃがいものコロッケ
【滋味を味わう“禅寺ごはん”】具に野菜の皮やだしがらを使い、食材を大切に生かします。衣のつなぎは卵のかわりに長芋を使います。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/220 kcal
*1人分
塩分/0.6 g
*1人分
調理時間
/45分
材料
(2人分)
つくり方
1
じゃがいもは皮に一周ぐるりと切り込みを入れ、塩を入れた熱湯で約30分間、竹串がスッと通るまでゆでる。熱いうちに皮をやぶらないように、切り込みから大きくむく。皮はキャベツのスープで使うので、とっておく。
2
アスパラガスの皮と昆布は粗みじんに切る。
3
じゃがいもをボウルに入れてマッシャーでつぶし、2とコーン、かたくり粉を入れて混ぜ、2等分にして丸める。小麦粉をまぶし、長芋をまとわせてパン粉をつける。
4
揚げ油を180℃に熱し、3を中火でこんがりときつね色になるまで揚げる。最後に火を強めて10秒間熱し、カリッとさせて油から上げる。器に半分にちぎったレタスと5mm角に刻んだフルーツトマトを敷き、コロッケをのせる。
全体備考
食材は余すところなくきれいに使いきる。野菜の皮も立派な材料となる。
◆こちらのレシピも参考に◆
アスパラガスの土鍋ごはん
キャベツのスープ
きょうの料理レシピ
2016/05/24
滋味を味わう“禅寺ごはん”
このレシピをつくった人
吉村 昇洋さん
広島県の曹洞宗八屋山普門寺・副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での修行生活の中で、調理を行う「大庫院」に所属。現在は精進料理教室を主宰。また、「料理僧三人衆」の一人として食を通じて仏教を伝える活動に励む。
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