
今回ご紹介するのは、うまみたっぷりの鶏もも肉でつくる「鶏の照り焼き」のレシピ。
子どもにも大人にも大人気のご飯がすすむおかずです。
こんがりと焼いた鶏肉に甘辛だれをからめて照りよく仕上げます。
丁寧な下ごしらえがおいしさの秘けつ。焼き方や味つけのコツをつかんでくださいね。

鶏の照り焼き
講師:河野 雅子
材料
(2人分)
・鶏もも肉 … (小)2枚(400g)
【A】
・みりん … 大さじ1+1/2
・しょうゆ … 大さじ1+1/2
・砂糖 … 小さじ2
・酒 … 小さじ2
・レタス … 適量
・油 … 大さじ1/2
つくり方
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鶏肉の下ごしらえをする
鶏肉は冷蔵庫から出して常温に戻す。皮を下にして置き、周囲にはみ出た皮を脂肪を除く。肉についている白い脂肪をつまみ、包丁でそいで除く。
もも肉は脂肪が多いので、表面にある脂肪はできるだけ取り除いておくと、すっきりとした味に仕上がる。
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筋が多い部分に切り目を2~3本入れる。さらに肉の厚い部分に切り目を入れて火を通りやすくする。
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焼く
【A】を混ぜ合わせておく。フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を皮を下にして並べ入れる。約3分間焼き、焼き色がついたら返し、ふたをして弱めの中火で4~5分間焼く。
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たれをからめて仕上げる
ペーパータオルで溶け出た脂を拭き、混ぜておいたを【A】を回し入れる。中火で煮詰めながら時々返し、照りが出るまでからめる。
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火を止めて鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切る。器に盛り、食べやすくちぎったレタスを添え、フライパンに残ったたれをかける。
全体備考
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◆鶏肉は、もも肉とむね肉が代表的◆
鶏肉は部位によって、肉質や色、味などが異なります。よく使われるのが、もも肉とむね肉。もも肉は、鶏の足から付け根の部分の肉。肉質はやや堅く、筋や脂肪が多めですが、コクがある。むね肉は胸の部分の肉で、肉質は柔らかく、淡いピンク色。もも肉に比べて脂肪が少なく、上品であっさりとした味わい。
エネルギー:1人分480kcal
調理時間:15分(鶏肉を常温に戻す時間は除く。)
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