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きょうの料理レシピ

柚子茶

柚子(ゆず)茶はお湯で割って楽しむ韓国の伝統茶。皮を薄皮ごと薄切りにし、生のままはちみつと混ぜるのがいちばん簡単で、風味が生きるおいしいつくり方。甘みと酸味を生かして料理にも活用します。

柚子茶

写真: 宮濱 祐美子

エネルギー /1200 kcal

*全量

塩分 /0.0 g

 

調理時間 /10分

*はちみつを加えておく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/約600g分)

・柚子 3コ(360g)
・はちみつ 360g
*柚子と同量
・塩 適量

つくり方

1

柚子はサッと水でぬらし、塩でこすり洗いをする。流水で洗って水けを丁寧に拭く。

2

表皮に傷があれば包丁で削り取り、四つ割りにする。

3

芯の堅い部分をそぎ取り、種を除く。

4

煮沸消毒した広口の保存瓶(容量600~800ml)に果汁を搾り入れる。皮は薄皮をつけたまま横に薄切りにして加える。

! ポイント

瓶の煮沸消毒法:大きめの鍋に保存瓶とふた、かぶるくらいの水を注いで沸かし、5分間煮沸する。取り出して自然乾燥させる。

5

はちみつを加えてよく混ぜる。柚子の皮がしんなりとするまで1〜2時間おく。1晩おくとさらに味がなじむ。

全体備考

●保存
冷蔵庫で約1か月間

●活用法
柚子茶として飲むときは、カップに柚子茶大さじ1~2を入れ、熱湯カップ3/4~1を注ぐ。ジャムのように使ったり、料理にも。

はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。

◆このレシピをつかったおすすめの料理はこちら◆
柚子キャロットラぺ
さけの柚子茶みそ
焼き豆腐の柚子茶みそ

きょうの料理レシピ
2021/02/15 手仕事12か月 柚子の保存食

このレシピをつくった人

コウ 静子

コウ 静子さん

料理家である母、李映林さんの韓国薬膳を取り入れた日々の食卓や、2人のいとこが韓医学博士で韓医師と婦人科医という環境から、薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。自身も国際中医薬膳師である。
TV、ラジオ、雑誌など多数のメディアで料理を提案しながら、自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。それは心と体を美しく豊かにしてくれるということを、料理を通じて伝えている。
講演、飲食店プロデュースや雑貨の提案も行っている。弟のコウケンテツさんも同じく料理家として活躍中。
著書に「野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん」(大和書房)「症状別 体の不調を整えるごはん」(家の光協会)など多数。

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