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きょうの料理レシピ

パイナップルのケーキ

パイナップルのシロップをたっぷりしみ込ませ、冷蔵庫で冷やしていただく、夏にぴったりのケーキです。

パイナップルのケーキ

写真: 木村 拓(東京料理写真)

エネルギー /210 kcal

*1/6コ分

塩分 /0.10 g

*1/6コ分

調理時間 /45分

*パイナップルを冷ます時間、ケーキの粗熱を取る時間、冷やす時間は除く。

材料

(上部直径15cm・下部直径12cm・深さ5cmの丸型1台分 ※18×8×6cmのパウンド型でもよい)

・バター 60g
*食塩不使用。
・グラニュー糖 50g
・アーモンドパウダー 20g
*かたくり粉10gでもよい。
・卵黄 2コ分
・卵白 1コ分
・塩 1つまみ
・薄力粉 50g
・パイナップル 150g
*正味。
【A】
・水 カップ1/2
・グラニュー糖 大さじ1~2
・ココナツリキュール 大さじ1
*またはレモン汁や好みのリキュール。

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 バターは室温に戻しておく。

2 アーモンドパウダーは塊があればフォークでつぶしておく。

3 卵黄は室温に戻しておく。

4 卵白はボウルに入れ、冷凍庫で表面が少し凍るまで冷やす。

5 薄力粉はふるっておく。

6 型に薄くバター(食塩不使用/分量外)を塗り、冷凍庫に入れておく。

7 オーブンは170℃に温めておく。

つくり方

パイナップルを煮る
1

パイナップルは4~5cm角に切り、【A】とともに小鍋に入れて中火にかける。グラニュー糖が溶けて沸いてきたら弱火にして2~3分間煮込む。パイナップルが少し半透明になってきたら火から下ろし、ふたをしてそのまま完全に冷ます。

2

パイナップルを取り出し、汁けをきる。80gは1cm角に切り、残りは飾り用に2~3mm厚さの薄切りにし、煮汁のシロップもとっておく。

生地をつくる
3

ボウルにバター、グラニュー糖大さじ2を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。卵黄、アーモンドパウダーを加え、ふんわりするまで2分間混ぜ続ける。

メレンゲをつくる
4

卵白のボウルに塩と残りのグラニュー糖の半量を入れ、ハンドミキサーを低速にして卵白のこしを切る。ハンドミキサーを高速に切りかえ、きめの細かいメレンゲを泡立てていく。卵白がモコモコと泡立ってきたら残りのグラニュー糖を加えて混ぜ、さらに泡立てる。つやが出て、ツノがピンと立つまで泡立てる。

生地を合わせる
5

4のメレンゲの1/3量を3のボウルに入れ、ゴムべらで混ぜ合わせる。メレンゲがむらなく混ざったら、薄力粉と2の角切りのパイナップルを加えて粉っぽさがなくなるまで、底から生地を返すように混ぜる。残りのメレンゲを加えて混ぜ、メレンゲが見えなくなってきたら、生地につやが出るまでさらに20~30回混ぜる。

ケーキを焼く
6

冷やした型に、薄力粉(分量外)を薄くはたく。型の上下を返して台に打ちつけ、余分な粉を落とす。5の生地を入れ、ゴムべらで中央をへこませて表面を整える。縁の外についた生地をぬぐい取り、170℃に温めたオーブンで30~35分間焼く。竹串を中央に刺し、生焼けの生地が付いてこなければOK。

デコレーションする
7

オーブンから取り出してすぐに型に入れたまま、2のシロップの1/3量をはけでしみ込ませる。ケーキの表面にオーブン用の紙をあてて皿をかぶせ、ひっくり返して型から外す。残りのシロップをケーキの表面と側面にしみ込ませてそのまま冷ます。

8

粗熱が取れたら、ふんわりとラップをかけて冷蔵庫でよく冷やす。食べる直前に飾り用のパイナップルをのせる。冷たいまま包丁で食べやすく切り分ける。

きょうの料理レシピ
2019/07/09 往復書簡 ~夏のひんやりケーキ~

このレシピをつくった人

ムラヨシ マサユキ

ムラヨシ マサユキさん

製菓学校卒業後、ケーキ店、カフェ、レストラン勤務を経て独立。東京都内の自宅にてパンとお菓子の教室を主宰。家庭でつくりやすいレシピで本格的なおいしい菓子、料理を提案する。

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