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きょうの料理レシピ

おでん

昆布、削り節、干ししいたけの軸などのうまみたっぷりの煮汁が決め手。コトコトとじっくり煮て、絶品のおでんをお楽しみください。

おでん

写真: 尾田 学

エネルギー /470 kcal

*1人分

調理時間 /90分

*干ししいたけのかさ、かんぴょうを水で戻す時間は除く。

材料

(4~5人分)

・大根 8cm(300~400g)
・キャベツ 4枚
・にんじん 1/2~1本
・じゃがいも 4コ
・ゆで卵 4コ
【袋】
・油揚げ 2枚
・牛ひき肉 150g
*または鶏ひき肉。
・しらたき 1/2コ
・干ししいたけ 2枚
*かさと軸に分け、かさは水で戻す。軸はそのまま煮汁に使う。
・ねぎ (小) 1本
・かんぴょう (60cm長さ) 1本
*塩もみして水で戻す。
・がんもどき (小) 4コ
・練り物 4~8コ
*さつま揚げ、ごぼう巻き、ボールなど。
・こんにゃく 1枚
・ちくわ 1本
・ちくわぶ 1本
・結び昆布 4コ
【煮汁】
・酒 カップ1/2
・しょうゆ カップ1/2
・砂糖 大さじ1~2
・みりん 大さじ1
・昆布 (20cm長さ) 1枚
・削り節 カップ1
・干ししいたけの軸 少々
・塩
・サラダ油
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 小さじ2

つくり方

1

【煮汁】の材料と水カップ8~10を鍋に入れて火にかける。煮立つ直前に昆布を取り出して弱火にし、アクを除いて4~5分間煮、こす。

! ポイント

昆布、削り節、干ししいたけの軸で、うまみたっぷりの煮汁をつくる。

2

大根は皮をむき、2cm厚さの輪切りにし、軽く面取りをして片面に切り目を入れる。塩少々を入れた水(または米のとぎ汁)とともに1とは別の鍋に入れて下ゆでする。

! ポイント

煮物は、具の中に煮汁の味を含ませ、おいしく仕上げることが成功のコツ。堅い素材やなかなか味がしみこみにくい素材には、煮る前に包丁で数か所に切り目を入れる。煮上がる時間が早くなり、また、切り目から煮汁の味が入っていき、おいしく煮上がる。

3

キャベツは2の大根のゆで汁でサッとゆでて水けをきる。太い芯をそぎ、その芯を内側においてクルクルと巻き、ようじでとめる。

4

油揚げ、がんもどき、練り物は熱湯をかけて油抜きする。

5

【袋】に詰める具をつくる。しらたきは下ゆでし、ざっと刻む。水で戻したしいたけのかさは粗みじん切りにする。ねぎは小口切りにする。サラダ油少々を熱した小鍋に牛ひき肉を入れていため、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ2を加えていり煮にし、しらたき、しいたけ、ねぎを加えて軽く煮て味を含ませる。

6

油揚げを2つに切って【袋】にし、5を1/4量ずつ入れる。口をとじてかんぴょうで結ぶ。

7

にんじんは食べやすい大きさで好みの形に切る。じゃがいもは皮をむいて水に放し、アクをぬく。ゆで卵は殻をむき、味がしみやすいように切り目を入れる。こんにゃくは大きめの三角形に切り、下ゆでする。ちくわ、ちくわぶは大きめに切る。

8

1の【煮汁】を土鍋に入れ、2の大根、6の【袋】、7のこんにゃく、結び昆布を加え、10~15分間煮る。残りの材料を加え、材料が温まったら落としぶたをし、弱火で1時間ほど煮る。じゃがいもが十分に柔らかくなったら、ちくわ、ちくわぶ、がんも、練り物とともにいったん取り出し、【煮汁】を少し取り分けた中に浸しておき、食べる直前に戻し入れる。

全体備考

じゃがいもの代わりに里芋でもおいしい。

きょうの料理レシピ
2005/01/13 冬はやっぱり煮物

このレシピをつくった人

門間 和子

門間 和子さん

料理書やエッセーの執筆、カルチャーセンターの講師も務める。身近な食材を使った、飽きのこないおいしい料理を数多く紹介。ふだんの生活から生まれる、合理的でおいしいレシピが人気。

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