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きょうの料理レシピ

かきと豆腐のチゲ

かきとあみの塩辛のエキスが濃厚に出たぜいたくな味わいのスープ。 透明なスープの色に、「これがチゲ?」と驚く人も多いのでは。

かきと豆腐のチゲ

写真: 稲生 義弘

材料

(4人分)

・かき 250g
・豆腐 (絹) 2丁
・細ねぎ 4本
・赤とうがらし (生。韓国産。) 1/2本
*なければ日本産の赤とうがらし(乾)1本をヘタと種を取って代用するとよい。
・あみの塩辛 大さじ2+1/2強
・昆布だし カップ3+1/2
【ヤンニョム】
・にんにく (すりおろす) 小さじ1/3
・しょうが (すりおろす) 小さじ1/3
・酒 大さじ1
・塩
・ごま油

つくり方

1

かきは薄い塩水で洗い、水けをきる。

2

豆腐は一口大に切る。細ねぎは2~3cm長さに切る。

3

赤とうがらしはヘタを取り(種は取らない)、斜め薄切りにする。あみの塩辛はみじん切りにする。

4

なべに昆布だしを入れて沸騰させ、3を加えて強火にする。煮立ったら弱火にしてアクを取りながら(アクといっしょに浮いてくるあみの塩辛をすくい取らないように注意)、7分間ほど煮る。

! ポイント

あみの塩辛をすくい取らないためには、玉じゃくしの背でアクだけをひとところに寄せて取り除くとよい。

5

4に豆腐と【ヤンニョム】の材料、かき、細ねぎを加えてスープの味を調え、全体に味がなじむまで煮る。かきに火が通ったら火を止め、ごま油小さじ1を落として仕上げ、器に盛る。

全体備考

《韓国産の生とうがらし》
日本のとうがらしより、辛みがマイルドで甘みやうまみも豊富。いろんな種類があるが、一般的に大粒のほうが辛みは弱い。
《あみの塩辛》
あみ(えびの形をした体長1cmほどの透明な節足動物)を塩漬けにしたもの。韓国ではキムチの材料としてよく使われる。

きょうの料理レシピ
2004/01/27

このレシピをつくった人

金 裕美

金 裕美さん

韓国宮廷料理の人間国宝のもとで料理を学ぶ。韓国家庭料理から宮廷料理まで幅広い本場の味を、日本の家庭でもつくりやすいレシピで紹介している。大阪府八尾市で料理教室を主宰。

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