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きょうの料理レシピ

なすびめし

焼きなすをご飯にのせ、だしをかけてかき込むその潔さ。江戸時代の料理本「料理伊呂波包丁」にも記述がある、江戸っ子らしい一品です。黒こしょうとわさびをきかせてどうぞ。

なすびめし

写真: 久間 昌史

エネルギー /210 kcal

*1人分

塩分 /1.9 g

 

調理時間 /20分

材料

(2人分)

・なす 2コ
・ご飯 茶わんに軽く2杯分
【汁】
・だし カップ2
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・うす口しょうゆ 小さじ1/2
・黒こしょう (粒/すり鉢などで粗くつぶす) 3粒
・本わさび (すりおろす) 少々

つくり方

1

【汁】の材料を鍋に合わせ、温めておく。なすはガクにぐるりと包丁で切り目を入れ、皮にも縦に4~5本切り目を入れる。

! ポイント

切り目は皮をむきやすくするため。5mmほどの浅い切り目でよい。

2

焼き網になすをのせ、全面が焦げるくらいに強火で焼く。

! ポイント

頻繁に転がさず、一面が焼けたら隣の面を焼き、最終的に全面を焼く。

3

水を張ったボウルにとって皮をむき、ヘタを落として縦半分に切る。

! ポイント

やけどに注意して、皮の切り目を手がかりに、すばやくむく。

4

茶わんにご飯をよそい、3の焼きなすをのせる。黒こしょうをふり、わさびを添え、1の熱い汁を張る。

全体備考

《なすの直火焼き》
そのまま食べる場合は、水気は禁物。つくりかた②まで同様に焼いたら。水にとらずに、ヘタのほうから竹串でめくるように皮をむきましょう。

◆だしのとり方はこちら◆
だしのとり方

きょうの料理レシピ
2013/09/02 秋先どり!山海レシピ

このレシピをつくった人

柳原 一成

柳原 一成さん

(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。

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