
きょうの料理レシピ
チキンカレー
長年日本人が愛し続ける本格インドカレーです。丹念に炒めたたまねぎ、たっぷりの骨付き鶏肉、惜しみなく使ったバターなど、使った食材のすべてが、その味を保証しています。

写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/930 kcal
*1人分
調理時間
/105分
*余熱で火を入れる時間、蒸らす時間は除く。
材料
(6人分)
つくり方
下ごしらえ
1
しょうが、にんにくはみじん切りにする。たまねぎは5~6mm四方の粗みじん切りにする。にんじんはすりおろす。
2
鶏肉は水で洗って汚れを取り、紙タオルで水けを拭く。スパイスや調味料は計量しておく。
スパイスを炒める
3
厚手の鍋にバター150gを入れて中火にかける。バターが溶けてフツフツとし始めたら、【スパイス】を入れて弱火にし、ひと混ぜする。
4
スパイスの香りがたったら、しょうがとにんにくを加え、なじませる。
! ポイント
【スパイス】の香りがたつとクミンシードが泡立ち、カルダモンがふくらみ、クローブの先端が開いてきます。
たまねぎを炒める
5
しょうがとにんにくの香りがたったら、たまねぎを加え、強火にする。
6
水分をとばすように、へらで混ぜながら20分間ほど炒める。透明になって、しんなりしたら、中火にする。
! ポイント
焦げるので、鍋肌のたまねぎはこまめにこそげ落とします。
7
30分間ほど炒め、褐色になったら、にんじんを加える。3~4分間炒め合わせ、火を止めて30分間ほどおく。
! ポイント
おくことで味がよくなじみます。そのまま一晩おいてもよいでしょう。
鶏肉とカレー粉を加える
8
全体がなじんだら、鶏肉を加えてしっかりと炒め合わせる。鶏肉が白くなったらカレー粉を加え、すぐに底からよく混ぜる。火加減は中火のまま。
9
さらにヨーグルトを加えて、混ぜ合わせる。
! ポイント
ヨーグルトはダマになるので、泡立て器で15秒間ほどしっかり混ぜてから加えましょう。
10
全体がなじんだら、ブイヨンを3回に分けて加える。加えるたびによく混ぜ、ローリエと塩大さじ1を加える。煮立ったら弱火にして、ふたをする。
煮込んで蒸らす
11
フツフツと30分間煮込む。時々ふたをはずして軽く混ぜる。
! ポイント
混ぜるのは時々、軽く。混ぜすぎると鶏肉がくずれます。
12
仕上げにガラムマサラを加える。味をみて足りなければ塩少々で味を調える。火を止めてふたをし、30分間蒸らして、全体をなじませる。
じゃがいもを加える
13
じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。フライパンを中火で熱し、バター30gを入れる。バターが溶けたらじゃがいもを入れ、スプーンでバターをかけながら炒める。
14
焼き色がついたら、ターメリックを加えてからめ、耐熱ボウルにバターごと取り出す。ラップで覆い、電子レンジ(600W)に1~2分間かける。
15
竹串を刺してスッと通ったら、12の蒸らしている鍋にバターごと加えて混ぜ合わせる。蒸らし終わったら温め、ご飯とともに器に盛る。
きょうの料理レシピ
2013/04/18
【谷原章介のザ・男の食彩】昭和の伝統チキンカレー
このレシピをつくった人

石崎 厳さん
1986年、株式会社中村屋に入社。2007年、本店料理長に就任。現在は料理長として味を守るだけでなく、カレーづくりの料理教室の講師や、食育活動なども行っている。
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