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きょうの料理レシピ

四川風チキンカレー

簡単だけど本格派のスープと、鶏肉&豚ひき肉のダブル使いでうまみを出した、オリジナルカレー。揚げ焼きにした野菜の甘みもきいて、おかわり間違いなし!

四川風チキンカレー

写真: 原 ヒデトシ

材料

(3~4人分)

【鶏スープ】*つくりやすい分量
・鶏もも肉 (骨付き) 2本
・ねぎ (青い部分) 1/2本分
・しょうが (薄切り) 1かけ分
・水 カップ4
・豚ひき肉 200g
【A】
・豆板醤(トーバンジャン) 大さじ3~3+1/2
・甜麺醤(テンメンジャン) 大さじ1
・にんにく (すりおろす) 大さじ1/2
・カレー粉 大さじ1
・クミン (粉) 小さじ1
【B】
・酒 大さじ1+1/2
・しょうゆ 大さじ1/2
・こしょう 少々
・なす 1コ
・パプリカ (赤) 1/2コ
・パプリカ (黄) 1/2コ
・グリーンアスパラガス 4本
・水溶きかたくり粉 大さじ2~3
*かたくり粉を同量の水で溶いたもの。
・ご飯 (温かいもの) 適量
・ラーユ 適量
・サラダ油
・揚げ油

つくり方

1

【鶏スープ】をとる。鍋に【鶏スープ】の材料を入れて強火にかけ、煮立ってきたら弱火にし、アクを取りながら30分間煮て、こす。【鶏スープ】はカップ3をとり分け、鶏もも肉は関節の部分で半分に切る。

! ポイント

骨付きの鶏もも肉と香味野菜をコトコト煮るだけで、本格スープになる。

2

フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、ひき肉を入れて中火でパラパラになるまで炒める。【A】の豆板醤、甜麺醤、にんにくを入れて肉にからむまで炒め、残りの【A】も加えて香りが出るまでサッと炒める。

! ポイント

ひき肉でうまみを出し、豆板醤で辛みを、甜麺醤でコクを出すのがポイント。

3

1でとり分けた【鶏スープ】と鶏もも肉、【B】を加えて混ぜ、弱火にして10分間ほど煮込む。

! ポイント

スープをとったあとの鶏肉も具として加える。骨を除いてほぐして加えてもよい。

4

なすはヘタを除いて縦に6等分に切り、それぞれ3等分の斜め切りにする。パプリカはヘタと種を除き、縦に1cm幅に切る。アスパラガスは堅い根元を切り、下半分の皮をむいて縦半分に切り、半分の長さに切る。フライパンに揚げ油を深さ1cmほど入れ、それぞれの野菜をサッと揚げ焼きにし、油をきる。

5

3に水溶きかたくり粉でとろみをつけ、器に入れる。皿にご飯を盛ってカレーをかけ、4を添え、ラーユをふる。

全体備考

【クミンとは】
カレーの香りづけに欠かせないスパイスで、わずかな苦みと辛みがある。肉料理やシチューなどに使われる。

【鶏スープで煮込み時間を短く】
骨付きの鶏肉を使えば、本格派のスープも30分間でOK。これさえあれば深みのある味になるので、煮込み時間が少なくてすみます。カレーに限らず煮込み料理やスープ、炒め物にも活躍します。冷蔵庫で2~3日、スープをこして冷凍すれば、3週間ほど保存可能。

きょうの料理レシピ
2012/09/20 【おかず青年隊】俺のカレー!

このレシピをつくった人

陳 建太郎

陳 建太郎さん

祖父・建民、父・建一と引き継がれた四川料理の技を習得中。2年間の中国・四川省での料理修業を経て、伝統の味に現代の食材を加えた料理を発表している。1979年生まれ。趣味はゴルフと映画鑑賞。

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