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きょうの料理レシピ

とうもろこしの冷製ポタージュ

ゆでたともろこしを丸かじりしたときの甘み、香りをそのままスープにしちゃいます!電子レンジを使うので簡単にできますよ。

とうもろこしの冷製ポタージュ

写真: 吉田 篤史

エネルギー /140 kcal

*1人分

調理時間 /25分

*とうもろこしの粗熱を取る時間、ス ープを冷やす時間は除く

材料

(2人分)

・とうもろこし 1本(正味150g)
・たまねぎ 1/4コ(50g)
・チキンスープ カップ3/4
*または、チキンスープの素(洋風)をうすめに(表示の半量を使用して)湯で溶いたもの。
・牛乳 カップ1/2
・塩
・サラダ油
・こしょう

つくり方

1

とうもろこしは皮をむいてサッと洗い、水をつけたまま軽く塩をふり、ラップで二重に包む。電子レンジ(600W)に2分間かけ、そのまま1分間蒸らし、上下を返してさらに1分間かける。

! ポイント

少ない本数なら、電子レンジにかけるのが手軽でおすすめ。ラップの重なりが均等になるようにして二重に包み、レンジにかけるときは途中で蒸らし時間をはさむと、ムラなく熱が回ります。おいしそうなにおいがたってくるのが、でき上がりの目安。

2

ラップに包んだまま粗熱を取り、ラップごと3~4等分に切る。ラップを除き、実の根元に包丁の刃を入れて粒をはずす。約大さじ1を飾り用にとり分けておく。

! ポイント

そぎ切りにすると、角度によって芯に残る部分が多く、むだになってしまいます。粒の根元に包丁を入れ、大根のかつらむきの要領でグルリと一周させましょう。

3

たまねぎは縦に薄切りにし、サラダ油小さじ1とともに鍋に入れる。塩小さじ1/2をふって弱めの中火にかけ、しんなりとするまで炒める。

! ポイント

冷たい鍋に油とたまねぎを入れ、塩をふってから火にかけて炒めると、鍋が温まるころには水分が引き出され、焦がさず炒めることができます。

4

3の鍋にチキンスープと2、こしょう少々を加え、ふたをして弱火で10分間ほど煮る。ミキサーに移して牛乳を加え、ふたが飛ばないように布巾で押さえながら注意してかくはんする。

! ポイント

とうもろこしも、たまねぎも、そのまま食べられるくらいに加熱してありますが、ここでじっくり蒸し煮にすることで甘みを最大限に引き出します。

5

なめらかになったら金属製のボウルに移し、別のボウルにはった冷水に当て、ゴムべらで混ぜながら冷ます。粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。

! ポイント

熱いうちに氷水に当てても、熱が取れないうちに氷が解けてしまうだけ。熱伝導のよい金属製のボウルに移し、冷水に当てるほうが早く冷めます。この冷水のほうも時々混ぜながら冷ますと、さらに効果的。

6

あまり冷えすぎないうちに器に盛り、とり分けておいたとうもろこしの粒を飾る。

全体備考

《とうもろこしは冷凍OK》
電子レンジにかけたらそのまま冷まして冷凍すれば、2〜3か月間保存可能。新鮮なうちにおいしさをキープして!

《ここをマスター》
・とうもろこしは、ゆでたり蒸したりするより電子レンジが手軽。
・そぎ切りはNG!かつらむきの要領で根元から実をはずそう。
・たまねぎは塩をふって炒め、じっくり蒸し煮して甘みを引き出すべし。
・冷やすときは金属製のボウルで。最初は冷水に当てて冷ますと効率的。

きょうの料理レシピ
2012/07/10 6か月で!レパートリー倍増計画 夏野菜をもっとおいしく

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

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