ゆっくり、じんわり氷砂糖でつくる冬のかんきつシロップその2金柑

その1ゆずその2きんかん

簡単なのに、本格的なシロップがつくれる氷砂糖。
できたシロップをお料理に活用すれば、季節を感じるすてきな一品に。
さて、今回ご紹介するのは、冬のかんきつ類「きんかん」。
エダモンこと、枝元なほみさんがおすすめレシピを教えてくださいました。

意外と知らない?氷砂糖の魅力〜その2

いつまでも使える、いつでも使いやすい

氷砂糖は品質が非常に安定した長期保存が可能な食品で、通常の保存状態では腐敗や品質劣化の心配がないため、賞味期限はありません。また、表面積が大きいためホワイトリカーなどの液体があたりやすく溶けやすいので、冷暗所に置いておくだけでOK。砂糖の浸透圧でおいしい果実酒ができるのです。

さあ、まずはシロップをつくりましょう!


きんかんは、水で洗って水気をきり、皮ごと縦に4等分に切り分ける。


更に半分にカットし、切り口付近の種を取り除く。


きんかんと、氷砂糖を3分の1くらいずつ交互にいれる。


氷砂糖が溶けるまでときどき容器を振る。


約10日間できんかんのシロップが出来上がり。冷蔵庫で保管する。

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シロップができたら...エダモンおすすめ かんきつシロップレシピ〜ゆず編〜

きんかん煮豚

フライパンでつくれる簡単煮豚。きんかんシロップ効果で肉はやわらか、味はさっぱりと仕上がります。冷めてもおいしい!おもてなしやお弁当にもどうぞ。

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牛肉のビール煮込み きんかん風味

だいだい色のきんかんが鮮やか!食欲をそそります。きんかんシロップ×ビールのW効果で甘味とコクがアップ!おとなも子どもも大好きな一品です。

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きんかん寒天 フルーツ添え

きんかん寒天×さつまいもの絶妙なマリアージュに驚きの声が上がること間違いなし!市販の焼きいももおススメ。粉寒天×粉ゼラチンのなめらかさも自慢のおいしいスイーツです。

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Column スペシャルインタビュー

季節の果物でシロップづくり!
きんかんは小さくて可愛くて大好き!きんかん農家さんを訪ねたことがあるんです。サルみたいにほお張ってたくさん食べちゃった思い出があります。風邪をひいたときに買ってきて、あんまり酸っぱいと皮だけかじったりします。でもシロップにすれば食べやすいしおいしい。糖度の高い果物より、酸味の強い果物のほうがシロップには合うんですって。夏みかんとか、酸っぱそうな生では食べにくい柑橘でやってみようと思います。とりあえずは冷蔵庫にあるぶどうで試すつもり。いろいろな季節の果物で楽しみたいですね。

氷砂糖ってすごい!
氷砂糖は“砂糖の結晶”という言葉が気に入りました。その名のとおりピュアで透明度が高い。後味がきれいでシャープでいいなって思いました。シロップをつくるときも、加熱しないから、果物の味や風味が生きていて栄養価も色も損なわれない。ゆずもきんかんもキャンディみたいにキラキラしてきれいです。「氷砂糖ってすごい!」って見直しました。ジャムはちょっと苦手なんだけど、シロップは料理にたくさん使えるし、漬け込むだけなので楽チン!これから毎年つくって常備しようと思います。

枝元ほなみさん プロフィール

劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。食材を組み合わせて新しいおいしさを見つけるのが大好きと語る。現在「ビッグイシュー日本版」のcookingのページも連載中。