2018/05/21

問題になるたんぱく質をためない 脳の健康とロスマリン酸 PR

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最近の研究で、ロスマリン酸というポリフェノールは、脳の健康維持に作用する可能性があることがわかってきました。

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年を重ねると誰でも物忘れが気になるものですが、75歳を過ぎると、生活に支障が出るほどになってしまう人も徐々に増えてきます。

認知機能は記憶、注意力、実行機能、情報処理の4つの領域にかかわっています。さらにそれらは、①心の状態、②睡眠、③運動、④栄養といった外部要因に影響を受けており、時にはこれらが認知機能を落としてしまうこともあります。中高年に限らず、四つの外部要因に問題はないか、日ごろから見直してみる必要がありそうです。

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ところで、脳の病気の原因の元となるものの一つに、「アミロイドβたんぱく」や「タウたんぱく」というたんぱく質があります。

たんぱく質は筋肉や血液、臓器などをつくる重要な成分で、元々は20種類のアミノ酸が複雑に組合わさってできています。普通であればこのたんぱく質は本来のかたちを正しくとって働きますが、なかにはうまくいかず、かたちが壊れるものがあります。それらは分解され、再度アミノ酸に戻されて再利用されます。

このサイクルが正常でなくなると、アミノ酸に戻されず、脳神経細胞の老廃物であるアミロイドβたんぱくが凝集し、アミロイド線維というものになることがあります。アミロイド線維は硬くて分解できないため、脳細胞にシミのようにたまってしまいます。これが老人斑と呼ばれるもので、脳の病気の原因になります。また、アミロイドβたんぱくと共にタウたんぱくも神経細胞を死滅させるなど一緒になって悪影響を及ぼします。

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脳に悪影響を及ぼすたんぱく質をためないためには、ビタミンやポリフェノールを含む食品が有効です。

なかでも、私はポリフェノールの一種であるロスマリン酸に注目し、この成分の研究を行ってきました。ロスマリン酸はシソ科のハーブであるスペアミントやシソ、ローズマリーなどに含まれる成分です。実験では、ロスマリン酸を含むスペアミント抽出物がアミロイドβの凝集を抑えること、さらにはできてしまったアミロイド線維を分解することもわかりました。

こうした実験結果から、脳の健康維持にはロスマリン酸が有効ではないかと考えられます。とはいえ、食品からとるのは量的に容易ではありません。サプリメントなどを活用するのもよいでしょう。

また、脳を活性化させるために、DHA(不飽和脂肪酸)を含む青魚やアミノ酸を含む肉や魚、豆類もしっかりとるようにしましょう。


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