2018/04/20

ブルーライトのメリット・デメリット 目の疲れや体調にも影響 PR

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「わかさ生活」からの健康提案17 ブルーライトのメリット・デメリット 目の疲れや体調にも影響 北市伸義(きたいち・のぶよし)北海道医療大学病院病院長。北海道大学病院客員臨床教授(眼科)。日本眼炎症学会評議員。

ブルーライトは目を疲れさせる一方で、体を覚醒させる働きがあることがわかっています。
メリットとデメリットを知って、よりよい付き合い方を見つけましょう。

ブルーライトは目を疲れさせる

人は外界からの情報の80%を視覚から得ています。それだけに、目は大切にしたいものですが、最近の環境は目にとって厳しいものといえます。

その要因の一つは、モノを見るのに不可欠な光です。近年は、地上に到達する紫外線の量が増えていることに加え、LED電球やスマートフォンなどのLEDディスプレイから発せられる青色光(ブルーライト)にさらされる機会が増えています。エネルギーが強くて波長の短い紫外線や、可視光線のなかでも紫外線に近い波長のブルーライトは、私たちの目を不調にする原因の一つなのです。

ブルーライトは、波長が短いため光が散乱します。これによってまぶしさやチラつきが増え、目は常にピントの微調整を強いられることになり、瞳孔は緊張し続けます。これが眼精疲労の原因になってしまいます。

こうした目のダメージ回復に効果的といわれているのが、アントシアニンです。ブルーベリーの一種であるビルベリーのエキスとプラセボ(偽薬)を健康な20~59歳の男女に飲んでもらい、飲む前と後にパソコンなどを使った作業をして眼精疲労を調べてみました。すると目の調節機能は、ビルベリーエキスを飲んだ人たちのほうが、機械的に調べた結果だけでなく自覚症状としても改善されたことが私たちの研究でわかっています※1。

夜のブルーライトは体調にも影響

ブルーライトは体調にも影響することが最近の研究で明らかになっています。

私たちの体にはサーカディアンリズムという体内時計が備わっています。これは、1日の昼と夜を作り出すリズムのことです。この体内時計はおおよそ24時間を1日周期とカウントしていますが、体は24時間周期に合うよう、毎日調整しています。これがうまく調整できないと、睡眠の質の低下やうつ症状などの不調が表れることがあります。この調整のカギを握るのがブルーライトです。朝起きたら朝日を浴びると良いといいますが、ブルーライトを含む太陽の紫外線は体を覚醒させる働きがあるのです。

このようにブルーライトはデメリットばかりというわけではなく、朝から日中にかけてはしっかり浴びて体を覚醒・活性化させ、夜はできるだけ浴びないようにするのが、健康維持には大切です。

最近では、就寝直前までスマートフォンやパソコンを操作している人もいるようです。これでは体内時計が乱れて、体調不良を招きかねません。就寝前の2時間はこれらの使用を控え、目を休ませる時間を持つようにしたいものです。また、抗酸化作用によって目へのダメージを抑制するアントシアニンや強い光から目を保護するルテンなどを摂取するために、ベリー類や緑黄色野菜をしっかり摂ることもおすすめします。

※1 2015年健常者33人で臨床試験。出典 堀江幸弘、片山詩野、所茉利奈、董震宇、小斉平麻里衣、大野重昭、石田晋、北市伸義*. ビルベリーエキス含有食品摂取による眼精疲労改善効果 ランダム化二重盲検プラセボ対照試験.あたらしい眼科. 33 巻.1795-1800. 2016  *:責任著者


グリーンピースとブルーベリーのサラダ

ブルーベリーアイ

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