2018/01/22

みそ育新聞 号外「みそフェスタ2017 in 善光寺」にMiso Friendsが結集 PR

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みそ育新聞みそ育新聞 号外「みそフェスタ2017 in 善光寺」にMiso Friendsが結集 秋田、長野、兵庫、広島と活動地域は違っても、みそやみそ汁への熱い思いでつながるMiso Friends。「みそのご縁で集合することができてうれしい!」とこの笑顔。左から平山由香さん、小山明子さん、飯島美香さん、平山友美さん、菅野美穂子さん、藤岡華代さん。

2017年11月、長野県の善光寺で「みそフェスタ2017 in 善光寺」が開催されました。
みそを愛するMiso Friendsも集まり、さまざまなワークショップを体験。
主催者、参加者ともに楽しみながら学び、みそ愛での絆をより強めることができました。

オープニングセレモニーは、長野西高等学校書道班によるパフォーマンス。今年のみそフェスタのテーマである「育む」という書を大書。

オープニングセレモニーは、長野西高等学校書道班によるパフォーマンス。今年のみそフェスタのテーマである「育む」という書を大書。

だしソムリエによるだし講座。利尻昆布、本枯れ節のかつお、煮干し、干ししいたけの利きだしでは、昆布&かつお、昆布&煮干しというようにブレンドすると相乗効果でよりうまみが増すことを実感。

だしソムリエによるだし講座。利尻昆布、本枯れ節のかつお、煮干し、干ししいたけの利きだしでは、昆布&かつお、昆布&煮干しというようにブレンドすると相乗効果でよりうまみが増すことを実感。

一昨年の秋に続き、昨年も開かれた「みそフェスタ in 善光寺」。2017年のテーマは「育む」。運営団体のひとつであるNPO法人 食育体験教室 コラボの理事長・飯島美香さんと、みそを通してつながっているMiso Friendsが秋田、兵庫、広島からはるばる参加。デコみそボールやだし講座など、さまざまなワークショップでお互いの「みそ育活動」の情報交換を行いました。
善光寺宿坊の女将で、だしソムリエ1級認定講師の資格を有する和田容子さんのだし講座には、Miso Friends全員で参加し、利きだしも体験。だしの魅力を再認識しました。
デコみそボールのワークショップでは、秋田県を中心にみそ育に尽力する小山明子さんが講師を務め、4種類のデコみそボールを子どもから大人まで、大勢の参加者とともにつくり、ギフトボックスに詰めるラッピングも楽しみました。

~ミニトークショー~自分で煮炊きし、食べられる力を子どもに!

会場となったのは、「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど広く信仰を集める善光寺。

会場となったのは、「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど広く信仰を集める善光寺。

みそフェスタ2017in善光寺の主要会場は、信州善光寺本坊大勧進の「紫雲閣」。飯島さん(右)と小山さん(左)お二人の熱いディスカッションが行われました。

みそフェスタ2017in善光寺の主要会場は、信州善光寺本坊大勧進の「紫雲閣」。飯島さん(右)と小山さん(左)お二人の熱いディスカッションが行われました。

飯島美香さんと小山明子さんのミニトークショーでは、「自分も周りの人も元気に、そして笑顔にするのは食事の力。自分の食べることぐらい、自分でできるようにするのが子育てをする大人の役割」という共通の思いを語り合いました。
時間に追われていると、子育てやご飯づくりを教科書通りにできないこともよくあること。「『早寝、早起き、朝ごはん』を大事にしながらも、それにしばられすぎず、子ども一人ずつをよく見て、食べることに興味を抱けるようにするとよいのでは」という小山さんに、「子育てはマニュアル通りにはいかないもの。正しいといわれることを気にしてチマチマ育てるのではなく、『育む』という気持ちが大事ですよね」と飯島さん。小山さんは3人、飯島さんは4人と、それぞれお子さんを育てながらみそ育活動を進めているだけに、お二人のお話には説得力がありました。

長野県農村文化協会常任委員・池田玲子さんの「食べごとの文化」の訓話を拝聴しながら、箱膳(自分専用の食器を収納する箱型のお膳)で昼食。ご飯とみそ汁、さけのあんかけ、野菜の吹き寄せ煮、白和え、香の物に加え、「取り回し」と呼ばれる大皿盛りのむじなだんご、干しなすのみそ炒め、甘味のおなっと。

長野県農村文化協会常任委員・池田玲子さんの「食べごとの文化」の訓話を拝聴しながら、箱膳(自分専用の食器を収納する箱型のお膳)で昼食。ご飯とみそ汁、さけのあんかけ、野菜の吹き寄せ煮、白和え、香の物に加え、「取り回し」と呼ばれる大皿盛りのむじなだんご、干しなすのみそ炒め、甘味のおなっと。

乾燥具材とみそを混ぜ混ぜするのは子どもたちにも楽しい作業。「みそ汁は大好き!」という声もあちらこちらから聞かれました。

乾燥具材とみそを混ぜ混ぜするのは子どもたちにも楽しい作業。「みそ汁は大好き!」という声もあちらこちらから聞かれました。

秋田・長野・兵庫・広島と広がるみそ愛!

秋田 みそを通じ、日本の食卓の素晴らしさをより多くの子どもたちに! 小山明子さん「一杯の味噌汁プロジェクト」代表 日本の食文化である「ご飯とみそ汁」を次世代につなぐべく、食育指導師、みそソムリエとして秋田を中心にみそ育活動を展開。

みそ汁で結ばれた飯島さんとのご縁から、善光寺のみそフェスタに参加いたしました。私が担当させていただいた「デコみそボールワークショップ」、「ミニトークショー」のほかにも、利きみそや利きだし、箱膳体験、だし講座、食育劇団の公演などがあり、どれもみそをキーワードに幅広い視点で「食育」に立ち返る機会を提供していたと思います。改めて「食」「歴史」「命」を確認する大切な時間をいただきました。
人生100年時代と言われ、少子高齢化が進むこれからの日本。「Quality of life」を実現するために、ますます心と体の健康が大切になっていくと思います。長い歴史に基づいた日本の食を知ること、その食を自らの手で調理することは、命だけではなく人生すべての根幹を支える力になります。これからも、豊かな人生を自らの手で生み出せる子どもたちを台所から育てていきたいと思います。

ポリ袋にみそと削り節、乾燥具材を入れて混ぜ、1食分ずつ丸めてつくる「デコみそボール」。五色あられなどのトッピングをすれば、スイーツのようなかわいらしさ。椀に入れ、お湯を注ぐだけで一杯のみそ汁に!

ポリ袋にみそと削り節、乾燥具材を入れて混ぜ、1食分ずつ丸めてつくる「デコみそボール」。五色あられなどのトッピングをすれば、スイーツのようなかわいらしさ。椀に入れ、お湯を注ぐだけで一杯のみそ汁に!

子どもが楽しみながら学べるように、手づくりで完成させた限定2組の「みそカルタ」。「秋田の子たち全員が『アスペルギルス・オリゼ(みそをつくるコメコウジの名前)』とすらすら言えるように」というのが小山さんの願い。

子どもが楽しみながら学べるように、手づくりで完成させた限定2組の「みそカルタ」。「秋田の子たち全員が『アスペルギルス・オリゼ(みそをつくるコメコウジの名前)』とすらすら言えるように」というのが小山さんの願い。

長野 大豆を育て、「手前みそ」を仕込んで日本の食文化に広く興味を! 飯島美香さん「NPO法人 食育体験教室 コラボ」理事長 2015年から続く「みそフェスタ」を中心となって企画するほか、畑での農業体験など、みそを軸とした食育で子どもたちを育む。

1年を費やして準備したみそフェスタを今年も無事に開催することができました。今年のテーマ「育む」にふさわしく、お子様連れの来場者が多く、スタンプラリーや利きみそのほか、ミニトークショーや演劇公演など、多くの方に楽しんでいただきました。
2013年から子どもたちと一緒に大豆の栽培を行なっていますが、この冬は、その大豆でみそづくり講座を開く予定です。手前みそを仕込むことで、みそや発酵食品、農業や食文化についても理解や興味をもってもらえるように取り組んでいきます。
また、11月24日の「和食の日」に開催している「だし講座」は、今は小学校での活動が中心ですが、今後は保育園、幼稚園、子育てサークルや中学校、高校へと広げていき、未来を生きる子どもたちが自分の力で生き抜く術を身につけるお手伝いを継続していきたいと思っています。

「みそフェスタ2017 in善光寺」での食育劇団えぇ~っこの公演。飯島さんは座長兼女優として、みそが暮らしを支えてきた長野の食文化を伝えるべく大奮闘。

「みそフェスタ2017 in善光寺」での食育劇団えぇ~っこの公演。飯島さんは座長兼女優として、みそが暮らしを支えてきた長野の食文化を伝えるべく大奮闘。

兵庫 大豆を育て、地産食材でみそ汁をつくり、みそ汁も、つくることも、食べることも同時に好きになってもらいたい! 平山由香さん「お味噌汁復活委員会」代表 みそ汁を毎日食べる習慣を見直してほしいと一念発起。日本各地のみならず、フランスやスイスなどでも「お味噌汁ワークショップ」を開催。

幅広い層の方が参加するみそフェスタの講座は、どなたでもわかりやすいように内容が工夫されていて、講師の方の説明の仕方、受講者が何に興味を示すのかなど、多くのことを学ばせていただきました。
2014年から続けている「お味噌汁ワークショップ」では、どの地域でも自然に触れ、土地の方たちのお話を伺い、市場には必ず出かけて食材を手に取るようにしています。その土地で大事にされている食材や食べ方を私なりに咀嚼して具材をそろえ、参加者自身に具を選んでいただいてみそ汁に仕立てるスタイルは海外でも同じ。そうすることで、身近な食材がお味噌汁の具になることや、おいしさを自分で発見する楽しさを体感してほしいからです。
今後は、親子を対象にしたワークショップをもっと増やし、みそ汁の温かいよさを大勢の子どもたちに伝えていきたいと考えています。

箱膳体験では、一品ずつを慈しみながら味わい、「自分の食器を持つ」という日本独自の型、収納と食卓を兼ね備えた暮らしの中の食卓の工夫を再認識。

箱膳体験では、一品ずつを慈しみながら味わい、「自分の食器を持つ」という日本独自の型、収納と食卓を兼ね備えた暮らしの中の食卓の工夫を再認識。

みそフェスタに参加した直後に香川県観音寺市で開催した「親子で楽しむお味噌汁ワークショップ」。大人も子どもも「my みそ汁」を仕立てるのは本当に楽しそう。

みそフェスタに参加した直後に香川県観音寺市で開催した「親子で楽しむお味噌汁ワークショップ」。大人も子どもも「my みそ汁」を仕立てるのは本当に楽しそう。写真提供・平山由香

広島 長野で触発され、広島でも「みそフェスタ」、「郷土料理を箱膳で」を企画 平山友美さん「一般社団法人 ローカリズム推進楽会」代表理事 食を通じて地域の絆づくりを構築するため、生産から流通までを幅広くサポート。大豆の栽培からみそづくりまで体験できる食育にも尽力。

「みそフェスタ」では、運営主体を率いる飯島さんが地域内外の方をじょうずに巻き込んで盛り上げていらっしゃる姿がとても素敵でした。食育劇の完成度も高く、素晴らしかったです。ワークショップなど体験型、参加型のイベントは来場者も楽しんでおられ、満足度も高かったと思います。
広島でも「体験型」をキーワードに、みそやみそ玉作りを中心としたワークショップを開催してきましたが、みそラバーズとのご縁で、たくさんの新しいアイデアをいただきました。2017年度は秋田の小山さんにならって「ひと粒の大豆から作るおみそ汁」に取り組みました。今回のみそフェスタの様子をSNSで紹介したところ、特に箱膳体験に大きな反響がありました。箱膳体験はみそ汁を心穏やかに味わってもらう機会になると思います。今度は長野の飯島さんにならって広島でのみそフェスタ開催や、郷土料理を箱膳で味わう会などを企画しているところです。

「これ作っときん菜講座」で発酵食品や保存食の指導を担当。主任講師 菅野美穂子さん 箱膳体験では、忘れかけていた日本人の心が戻ってきたような懐かしい気持ちになりました。和食の文化を後世につなげるべく、広島からも発信したい、そんな使命感を強く感じました。担当する料理講座で毎月みそ料理を紹介するのも4年目。参加者から「食生活が変わった」「体調がよくなった」などの報告があり、続けることの意義を感じています。 栄養指導のほか、メニュー開発も担当。主任管理栄養士藤岡華代さん 箱膳には、配膳位置やおもてなしの心、残さずに食べるための知恵など、現代人が見直したい内容が凝縮されていたと思います。この体験を生かし、担当の離乳食教室や産後ママごはん講座などで、忙しいお母さんにもご飯とみそ汁を基本とする「一汁三菜」を毎日の食卓で、簡単に実践してもらえるような方法を伝えていきたいと思います。

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