2018/01/22

「貧乏ゆすり」も運動療法の一つ 関節の健康に必要な運動と食事 PR

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「わかさ生活」からの健康提案14 「貧乏ゆすり」も運動療法の一つ 関節の健康に必要な運動と食事 久綱正勇(くつな・まさたけ) 医療法人社団 御影ごきげんクリニック理事長。整形外科・リハビリテーションが専門。日本抗加齢医学会専門医でもあり、美容や健康のアドバイスも実施。

中高年になると増えるのが関節の痛みです。進行すると、筋肉が低下して負担がかかり、痛みを引き起こす変形性股関節症になってしまうこともあります。
初期のうちに、運動、食事に気をつけて予防しましょう。

初期に効果的な運動療法

股関節にかかる負荷は両脚で立っている時には体重の30~40%、歩行時の軸脚では体重の約3倍になるといわれます。

股関節は、立ち座りや歩行において要となる関節で、股関節の働きが損なわれて痛みが出始めると、立ち座りや歩行も不便になり、日常生活に支障をきたします。

関節の痛みの原因は、関節の軟骨がすり減り、隙間が狭くなることだといわれています。また、筋肉の硬さや血流の悪さも、痛みの一因となります。関節の変形が進み、変形性股関節症へ移行すると、手術が必要になる場合もありますから、初期のうちに運動療法を行いたいものです。

運動療法では、股関節周りの筋力を強化すること、関節の動く範囲を広げることで、痛みの軽減を図ります。また、いわゆる「貧乏ゆすり」の動きによって、関節軟骨に刺激を与えると、軟骨の再生が期待できるといわれています。無理のない範囲で試してみるのもよいでしょう。
日常生活で痛みがあるからといって、安静にし過ぎるのは、得策ではありません。安静期間が長くなれば、筋力や関節の動く範囲が減り、関節にかかる負荷が増えるおそれがあります。杖や歩行器を使ったり、足に合った靴を履いたりして股関節への負荷を減らしつつ、適度な運動を継続することが大切です。

気をつけたい油と取り入れたい食材

体重がオーバー気味の人は、減量が必要です。ただし体重とともに筋肉も落ちてしまっては、関節への負荷が増えてしまいます。高齢者では体重減少や筋力低下が、歩行をはじめとする動作能力の低下につながることも多いため注意が必要です。

トランス脂肪酸や、オメガ6脂肪酸を多く含む不飽和多価脂肪酸の油は、体内での炎症を強めるといわれています。炎症に伴って痛みが増すおそれもあるので、過剰な摂取には気をつけましょう。

逆に、日頃の食生活に取り入れたい食材は、グルコサミンを多く含むかに、えび、うなぎや、コンドロイチンを多く含む山芋、オクラ、なめこ、軟骨部分を含む肉などです。これらは食事だけでは十分な量をとりにくく、体外に排出されてしまう場合もあるため、サプリメントを併用してもよいでしょう。

変形性股関節症と診断されても、必ず手術が必要なわけではありません。運動療法や食事療法、サプリメント摂取などを行いながら、生活の質を保つことはできます。一人で悩まず、医師やリハビリの専門家に相談しながら、前向きに生活しましょう。


鶏手羽先ときのこのビネガー煮

wakasa

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