2017/12/21

みそ育新聞No.5「みそをもっと楽しんで食べていただくために日々情報発信中!」 PR

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みそ育新聞No.5「みそをもっと楽しんで食べていただくために日々情報発信中!」子どものころからみそ愛を育み、現在はみそ醸造会社の4代目である弟さんを支える市川絢子さん。みその仕込みからレシピ開発、みそを通しての食育まで力を注ぐ「みそ伝え人」ぶりをご紹介します。

原風景はみそ蔵の大豆を蒸す香りや立ち上る白い蒸気
長野県上田市にあるみそ醸造会社では、昭和初期から信州みそをつくり続け、現在は4代目が切り盛り中。「職人として昔ながらのみその伝統を守りつつ、新しいみその形も探求していきたい」と尽力する4代目を支えるのが姉である市川絢子さん。
小さいころは体が弱かったという弟さんの看病に母が専念できるよう、市川さんは一時期、みそ蔵の隣にある祖父母の家で生活していました。仕込みの朝、煙突から立ち上る白い蒸気とともに大豆の蒸す香りが漂うと心躍らせ、蒸したての大豆をこっそり食べさせてもらうのが楽しみでした。稼働中のみそ蔵には入れませんでしたが、台所のみそがきれると祖父と手をつないでみそ蔵に行き、みそ桶からボウルにみそを取り出したのも懐かしい思い出。

祖父に蒸し上がった大豆を食べさせてもらった思い出のみそ蔵は今も健在。

祖父に蒸し上がった大豆を食べさせてもらった思い出のみそ蔵は今も健在。

「みそは蔵でつくるもの」と信じていたからこその新たな「みそ愛」
祖母が体調をくずしたのをきっかけに介護福祉士の資格をとり、老人福祉施設に勤務した市川さんは、昔は親戚や隣近所の人たちが集まってみそを大勢で仕込んでいたと聞きびっくり。みそはみそ蔵でつくるものと思い込んでいたので、地域や生活に根差したみそづくりに興味をもち、2004年に家業であるみそ醸造会社に入社しました。

伝統あるみそのことを知ってもらい、新しい味も広めたい!
みそづくりに関わるうち、みそが何からつくられているのか考えたこともない子どもたちが大勢いることを知り、「それならいっしょにつくろう!」と、小学校、中学校、高校などでみそづくりの授業を初めたのが4年前。子どもたちが笑顔でみそを仕込む様子を見るのは至福の喜び。
「さっぱりしたうま味と芳香のある信州みそは、みそ汁はもちろん、毎日のおかずにちょっと足すことで新しい味に出会える。みそは、幅広く使える素晴らしい食品」ということをアピールしたくて2016年に応募した上田市の「信州上田ベジフルなないろスイーツコンテスト」では、「桃のMisoレア」というチーズケーキで優良賞を受賞しました。ナチュラルフードコーディネーターやだしソムリエの資格も有する市川さんは、伝統を引き継ぐ4代目を支えつつ、みその新しい魅力をどんどん発信していきます。

タルト生地に赤みそ、チーズケーキに白みそを使い、上田産のフレッシュな桃とコラボして優良賞を受賞。

タルト生地に赤みそ、チーズケーキに白みそを使い、上田産のフレッシュな桃とコラボして優良賞を受賞。

今月のみそ育レシピ お醸さまの思い出の味!なすの薄焼き 弟を看病中の母に会いに行くとき、手土産用に祖母と一緒に手づくりした信州の郷土料理。いちょう切りにしたなすを炒め、信州みそと砂糖で味つけし、お焼きの皮に包んで焼けばでき上がり。

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