2017/11/21

みそ育新聞No.4「160年間続くみそ醸造の家業を継ぐべく、みそ愛を日々醸成中!」 PR

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みそ育新聞No.4「160年間続くみそ醸造の家業を継ぐべく、みそ愛を日々醸成中!」山形県米沢市で160年間続くみそ蔵。いずれはその7代目当主を担う花角綾美さんが今回の「みそ伝え人」です。みそづくりの環境下に育ち、幼少のころより自然にみそに親しんできた花角さんの「みそ愛」をお伝えします。

みそどころの山形にはみそ使いの郷土料理がいっぱい!
花角さんが生まれ育った米沢市は豪雪地帯。昔は秋に収穫された野菜をさまざまな方法で保存し、冬季の野菜不足に備えていました。「菊みそ」もその一つ。10月に香紫露菊の花弁を摘み、みそとともにかめに入れて漬け込みます。椀に入れて湯を注げば、目にもおなかにもやさしいおいしい即席みそ汁に。
郷土料理の「いも煮」は、山形市のある村山地方ではしょうゆ味ですが、庄内地方はみそ味、米沢市のある置賜地方ではしょうゆ味にみそを加えるなど、地域によって味つけや具材が異なります。ほかにも、米沢牛のみそ漬け、鯉こく、しそ巻きみそなど、みそを使う郷土料理が多いのは、みそどころの山形ならでは。

身近だったみそのたくさんの思い出
花角さんは幼いころ、工場で蒸し上がったばかりの大豆をおやつにし、夕飯後は、こうじの手入れに行くお父様にお伴してこうじをつまんでいました。小学生になると、スイミングに行く前のエネルギー補給はみそおにぎり。今でも、お母様手づくりのみそ味のいも煮や、みそでコクを出したハンバーグが大好き。
そんな風に自然にみそに親しんできた花角さんが、家業を継ぐ決心をしたのは高校2年生のころ。東京農業大学に進み、みそをはじめ、しょうゆや酒の醸造についても学びを深めました。在学中の実習では、香川県のみそ会社で、山形とは異なる白みその雑煮を初めて食べ、みその地域性を改めて実感する経験も。卒業後は静岡県と群馬県で修業を積み、今は6代目にあたるお父様と一緒に自社の室に入り、みそづくりに欠かせないこうじづくりから勉強中です。

仕込んだみそを熟成させる木桶は100年余り使用の年季もの。

仕込んだみそを熟成させる木桶は100年余り使用の年季もの。

みその良さを広く伝えていきたい!
年に数回行っているみそづくり講座は30年も続く人気のイベント。参加者は子どもから大人まで幅広く、男性の参加者も。日本の伝統食であるみその良さをより多くの人に知ってもらいたいと願う花角さんも、今春から講座のお手伝いを始めました。初の女性当主に就任した際は、代々受け継がれてきた伝統を大切に守っていきたい、という思いで「みそ愛」を醸成しています。

「仕込みみそ講座」は30年間も続くみそ育活動。

「仕込みみそ講座」は30年間も続くみそ育活動。

今月のみそ育レシピ お醸さまのお気に入り!菊花のみそ汁 山形県産の米と大豆で仕込む山形みそに香紫露菊を漬け込んだ菊みそを椀に入れ、湯を注ぐだけ。花角さんが一人暮らしをされていたとき、実家から送ってもらい、よく飲んでいたという思い出の一椀。

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