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きょうの料理レシピ

あんずとオレンジのコンフィチュール

干しあんずと相性のよいネーブルオレンジでフレッシュ感を加えます。

あんずとオレンジのコンフィチュール

写真: 浮田 輝雄

材料

(できあがり約500ml分)

・干しあんず 100g
・ネーブルオレンジ (小) 4コ
*ネーブルオレンジは季節のほかのかんきつ類に変えてもよい。夏みかんなど小房の苦みが強い種類のときは、水にさらしてから使う。
【ペクチン液】
・ネーブルオレンジの小房 約200g
*果汁を絞ったもの。
・レモン汁 大さじ1
・水 カップ3
・レモン汁 大さじ1~2
・グラニュー糖 190g
・新しょうが 15g

つくり方

1

ネーブルオレンジは半分に切って果汁を絞り、足りないときは水を足して400mlにする。

2

【ペクチン液】をつくる。果汁を絞ったオレンジの小房を出し、重さをはかって約200gを取り分ける。酸に強い鍋に入れ、【ペクチン液】用のレモン汁、水を加えて火にかける。沸騰したら火を弱め、少しずらしてふたをし、約30分間煮る。ざるでこし、自然に落ちたぶん(約400ml)を【ペクチン液】として使う。

! ポイント

白い部分にスプーンを入れると、小房を取り出しやすい。
ペクチン液をつくるときにもアクは出るが、最後にざるでこすので、取らなくてよい。

3

粗く刻んだ干しあんずと【ペクチン液】、レモン汁を、酸に強い鍋に入れて弱火にかける。アクを取りながら約15分間煮る。

4

あんずが柔らかくなったらつぶし、ピュレ状にする。

! ポイント

柔らかく煮たあんずは、泡立て器で簡単につぶせる。

5

1を加えて強火にし、煮立ったらグラニュー糖を加えて火を弱める。アクを取りながら、中火でとろみがつくまで煮る。

6

新しょうがの皮をむいてせん切りにする。5に加え、ひと煮立ちしたら火を止める。

全体備考

《コンフィチュールの保存法》
1. 蒸気の立った蒸し器に、保存用の瓶と、あれば漏斗(注ぎ口が大きいもの)をふせて置き、7~8分間蒸す。ふたも入れてさらに2~3分間蒸す。

2. 瓶が熱いうちに、できたての熱いコンフィチュールを九分目ぐらいまで注ぐ。瓶の口の周りが汚れたらふき取り、ふたを閉める。

3. 逆さまにして粗熱が取れるまでおく。涼しい場所なら半年間はもつ。1年間保存したいときは、2のあとでふたをゆるめに閉め、さらに5分間蒸してからふたを閉め直す。

「あんずとオレンジのコンフィチュール」を使ったレシピ
豚肉のソテー あんずソース

きょうの料理レシピ
2006/06/29 料理今むかし

このレシピをつくった人

平山 由香

平山 由香さん

神戸市内で料理教室を主宰。身近な食材を組み合わせ、新しいおいしさとおしゃれな演出でレシピを提案。
体のことを考えたヘルシーなアレンジも得意で、基本をふまえながら自由な発想で作るおみそ汁が人気を集めている。

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