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きょうの料理レシピ

べったら漬け

あっさりとした甘さと、シャキシャキの歯ごたえが人気の漬物です。

べったら漬け

写真: 鈴木 雅也

材料

(つくりやすい分量)

・大根 2本(2kg)
*正味、なるべく細いものを選ぶ。太い場合は縦に四つ割りにする。
・粗塩 大さじ4
*大根の正味量の3%
・低温乾燥こうじ 200g
【A】
・みりん 150ml
・砂糖 150g
・粗塩 小さじ1
・水 カップ1
・60℃の湯 カップ1+1/2

つくり方

1日目
1

大根は葉を切り落とし、皮を縦に薄くむく。卓上漬物器に入る長さに切ってから縦半分に切る。大根に粗塩をこすりつけ、卓上漬物器にきっちりと詰める。

2

水カップ1を回し入れ、容器のねじをしっかりとしめる。涼しい室内で2日間下漬けする。

! ポイント

卓上漬物器がなければ、3kgのおもしをのせて下漬けする。

2日目
3

低温乾燥こうじをパラパラにほぐし、耐熱容器に入れる。

4

60℃の湯カップ1+1/2を回しかけ、ふたをする。バスタオルで包み、こたつの中、床暖房やホットカーペットの上などで温度を保って一晩おき、こうじを柔らかくする。

5

下漬けした大根の様子を確認。漬け汁が大根の上まで来ていなければ、大根の上下を返す。

3日目
6

柔らかくなったこうじに【A】を混ぜ、こうじ床をつくる。1/4量は取り分けて冷蔵庫に保存。(角切りべったら漬けに使う)

! ポイント

一晩たってこうじに芯が残っていたら、湯せんにかけ、芯まで柔らかくして調味料を混ぜる。

7

下漬けした大根をざるに上げ、水けをよくふく。卓上漬物器の底に6のこうじ床を少量敷いて大根を並べ、さらにこうじ床をかける。これを繰り返し、ねじをしめて涼しい室内で2~3日間漬ける。

8

でき上がり。食べる分ずつ取り出し、こうじを軽く落として切り分け、盛りつける。漬かったら、ねじは軽く押さえる程度にしめればよい。

全体備考

食べごろ:2~3日後から
保存場所:冷蔵庫
保存期間:約3日間

用意するもの
【卓上漬物器】ねじをしめて漬ける簡易漬物器。

【こうじメモ】低温乾燥こうじは、1袋200gが一般的。大根2本分は少し多いけれど、こうじを起こすには手間がかかるので、200gでこうじ床をつくっておきましょう。余分な1/4量は取り分けて冷蔵庫に保存し、角切りべったら漬けのようにあとで即席漬けをつくりましょう。こうじ床だけなら約1週間もちます。

こうじ床を使ってこんなレシピも
角切りべったら漬け

きょうの料理レシピ
2006/11/28 冬の漬物・保存食

このレシピをつくった人

杵島 直美

杵島 直美さん

和洋中問わず、家庭でつくりやすいおかずを提案。母である料理研究家の村上昭子さんから受け継いだ保存食づくりは得意中の得意。簡単にできるアイデア料理も好評。

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