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きょうの料理レシピ

鶏のくず打ち椀

涼やかな食感に仕立てた鶏ささ身を、柳に見立てたそうめんやしいたけとともに仕上げた、爽やかな椀(わん)です。

鶏のくず打ち椀

写真: 工藤 雅夫

エネルギー /80 kcal

*1人分

塩分 /1.80 g

*1人分

調理時間 /20分

材料

(2人分)

・鶏ささ身 (大) 1本
・生しいたけ 2枚
・みつば 6本
・ししとうがらし 1本
・そうめん 適量
・くず粉 少々
*かたくり粉でもよい。
・だし カップ2
【A】
・塩 小さじ1/3
・うす口しょうゆ 小さじ1/2
・酒 小さじ1
・青柚子(ゆず)の皮 少々
・酒 大さじ1
・塩 1つまみ

つくり方

1

ささ身は薄いそぎ切りにして4等分する。しいたけは軸を除き、固く絞った布巾でかさを拭き、裏に十文字の切り込みを入れる(しのび包丁)。みつばは根を除き、3本ずつ軽くたたいてから一結びする。

2

ししとうは種を除いて、輪切りを2コつくる。ししとうの輪の中にそうめんを通す。

! ポイント

そうめんはゆでるとふくれるので、輪の直径の半分くらいの量を通す。

3

鍋に湯を沸かし、しいたけをサッとくぐらせて冷水に放し、ざるに上げる。同じ鍋に2のそうめんを静かに入れ、1分間ほどゆでて冷水に放し、ざるに上げる。

! ポイント

ししとうの輪が外れないよう、中火で静かにゆでる。

4

ささ身に酒小さじ1、塩1つまみをふってなじませ、ガーゼに包んだくず粉をポンポンとはたきつける。3の鍋に入れてゆで、浮いてきたら冷水に放し、ざるに上げる。

5

鍋にだしを煮立て、【A】を加えて味を調える。4のささ身、3のしいたけを加えてサッと煮、具を椀によそう。そうめんも汁にくぐらせてから椀に盛り、みつばを手前に盛る。熱い汁をはり、吸い口に青柚子の皮を添える。

きょうの料理レシピ
2015/06/30 登紀子ばぁばの元気印

このレシピをつくった人

鈴木 登紀子

鈴木 登紀子さん

(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。

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