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きょうの料理レシピ

キャベツのロールキャベツ

中にもキャベツを入れて、丸ごと1コを使いきってしまう大胆かつ経済的な「キャベツ入りのロールキャベツ」。時間があるとき、一気につくってストックすればOK。

キャベツのロールキャベツ

写真: 鈴木 雅也

エネルギー

*大サイズ 110kcal、中サイズ 90kcal、小サイズ 120kcal(すべて1コ分)

調理時間 /60分

材料

(大、中、小サイズそれぞれ8コ分)

・キャベツ 1コ(1.5kg)
・合いびき肉 500g
・たまねぎ (大) 1コ
【A】
・卵 2コ
・牛乳 カップ1/2
・パン粉 カップ1
・塩 小さじ1
・こしょう 適量
・スパゲッティ 2~3本
・かんぴょう (25~30cm長さ) 16本
・ベーコン 8枚
・固形スープのもと (洋風/刻む) 3コ分
・サラダ油
・塩
・こしょう

つくり方

ロールキャベツをつくる
1

たまねぎはみじん切りにし、サラダ油小さじ2を熱したフライパンでしんなりするまで炒める。塩・こしょう各少々をふって冷ましておく。

2

キャベツの芯に向かって斜めにぐるりと包丁を入れ、芯を大きくくりぬく。大きな鍋に湯を沸かし、キャベツの芯のあったほうを下にして入れる。

3

キャベツの葉がはがれてきたら、トングで外側から順にはがしてざるに上げる。一度上下を返しながら、葉を24枚はがす。残った中心の部分は一度取り出し、大きく切ってから軽くゆで、ざるに上げる。

4

はがした葉の軸の堅い部分をそぎ切り、粗みじんに切る。3で残った中心の部分も粗みじんにし、軸のみじん切りと一緒にボウルに入れる。塩少々をまぶし、ギュッと水けを絞る。

5

ボウルに合いびき肉と【A】を入れてよく練り、14を加えて混ぜる。

6

まな板に汁けをきったキャベツの葉を広げ、5の肉ダネをのせて包む。
《大サイズ》
外側の大きい葉8枚で肉ダネを約60gずつ包み、4cmほどに折ったスパゲッティでとめる。
《中サイズ》
次に大きい葉8枚で肉ダネを約45gずつ包み、塩もみして洗ったかんぴょうで2か所結ぶ。
《小サイズ》
残った葉8枚で肉ダネを約30gずつ包み、ベーコンで巻く。1cmほどに折ったスパゲッティを2~3か所刺してとめる。

7

大、中、小サイズのロールキャベツはそれぞれ別の鍋に入れ、固形スープのもとを1コ分ずつ加える。かぶるくらいの水を注ぎ、煮立ったら火を弱めてアクを取る。大サイズは20分間、中サイズは15分間、小サイズは10分間ほど煮て、塩・こしょう各少々で味を調える。

! ポイント

大きな鍋がある場合は、3種類とも同じ鍋で煮てよい。その場合はいちばん下に大サイズ、その上に中サイズと小サイズを並べ、火が通ったら小サイズ、中サイズの順に取り出していく。

冷凍・解凍する
8

大サイズは2コずつ、中、小サイズは4コずつ、スープ約カップ1/2と一緒にジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍する。

9

料理に使うときは、保存袋の口を少し開けて耐熱皿にのせ、それぞれ電子レンジ(600W)に3分30秒間ほどかけて半解凍にし、鍋などに入れて調理する。

全体備考

【大サイズ】
いちばん大きい外葉で巻いた、食べごたえたっぷりの大サイズ。キャベツをとめたスパゲッティはそのまま食べられるので、ようじでとめるより安心です。

【中サイズ】
かんぴょうで2か所結んでいるので、真ん中で切って使うこともできます。和風の料理にもピッタリ。

【小サイズ】
肉ダネが少ないので、ベーコンを巻いてボリュームアップ! 巻くときにベーコンが長ければ切り、一緒に鍋に入れて煮て、冷凍保存しておきましょう。

きょうの料理レシピ
2013/11/27 ムダなく食べきる 冬野菜レシピ

このレシピをつくった人

杵島 直美

杵島 直美さん

和洋中問わず、家庭でつくりやすいおかずを提案。母である料理研究家の村上昭子さんから受け継いだ保存食づくりは得意中の得意。簡単にできるアイデア料理も好評。

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