2010年、最初の「きょうの料理」放送のシリーズは、「飽きない!シンプル鍋料理」。
ほかほか温かい鍋は冬の定番ですね。でもとかくワンパターンになりがち。そこで番組では、いつもの鍋をアレンジしたシンプル鍋のご紹介です。
料理研究家のほりえさわこさんが、パンチのきいたしっかり味の「厚切り豚チゲ鍋」を教えてくださいました。
今や不動の人気鍋、韓国風キムチチゲを豚カツ用の厚めの肉にチェンジ。
はちみつやコチュジャンの特製甘辛だれを豚肉にしっかりもみ込んでキムチと煮込みます。
「はちみつをもみこむことで味もつくし、煮ると堅くなりがちな豚肉もしっとり柔らかくなりますよ。」
市販の鍋スープを使わずに、少ない材料で味が決まるとうれしいですね。
「買ってきて、しばらく冷蔵庫で忘れられていたようなキムチがおすすめです。発酵した酸味のもとはアミノ酸。加熱するとうまみに変わりますから。」
鍋で煮る前に、豚肉とキムチを混ぜてフライパンで焼きつけるのがポイントです。
「中火で3~4分焼きつけます。動かしたいところをぐっと我慢して。」
肉を焼いておくと、表面が香ばしく肉のうまみが閉じ込められ、火の通りも早くなるそうです。「キムチもいためることでうまみがまします。透明だったキムチのしんが白っぽくなるまでいためてください。」
鍋にえのきだけ、せりをたっぷり入れて、いためた具をのせたら水とチキンスープの素を加えます。あとは、ふたをして火にかけるだけ。
「つくりきってしまうから、鍋奉行はいりません。沸騰して3分もたてばすぐ食べられます。」みなさんも、シンプルあったか鍋をぜひ、お試しください。