もうすぐ80歳になられる料理研究家の塩田ミチルさん。
以前から、シンプル料理を提唱してきました。
シニア世代の料理のプロが実践している楽々レシピは、若い世代にも魅力がいっぱい!毎日の食事を楽しく料理するコツを伺いました。
「高齢になると、どうしても動きが鈍くなるし、長い時間台所に立つのは疲れるでしょう。できるだけ短時間で料理にするには、道具も材料も、味つけもシンプルにすることです。」
今回塩田さんが紹介してくれたのは、食材が三つの「トマきゅう卵」。使う道具もフライパンだけ。
トマトときゅうりをさっといため、そこへ卵を回し入れるだけのシンプル料理です。
味つけは、豆板醤で辛みをきかせています。「歳とともに味覚がだんだん鈍くなるので、濃い味の方がおいしく感じます。塩分が強くならないように、辛みや酸味で味を補うといいですね。」
料理のコツは、フライパンに油を入れたら、豆板醤を先にいためて香りをだすことと卵が半熟くらいでふんわりしているうちに火をとめることだそうです。
「私はきゅうりがきらいだったの。でもこの料理できゅうりが食べられるようになったんです。お肉が入ってなくてもとてもおいしいですよ。」
塩田さんのお宅では、作家である夫の塩田丸男さん(85歳)も台所に立ち、好きなおつまみをつくります。そして二人でお酒を飲みながら、毎日ゆっくり食事をとるそうです。「長いですよ。二時間くらい、ずっとおしゃべりしながら楽しんでいます。」
お二人の元気の源は、その食卓にあるようです。
「楽しんで食べるには、料理を疲れずラクにつくれることですね。シンプル料理のポイントは、使う食材は3種類以内、道具は一つ、味はシンプルにアクセントが大切!」ということです。
みなさんも、シンプルでおいしい「トマきゅう卵」、お試しください。
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