夏野菜のおいしい季節ですね。「きょうの料理」では、おいしくて栄養も豊富な旬の夏野菜をたっぷり食べられるレシピを野菜別でご紹介します。今回は、すっぱい、ピリ辛、こってりの3つの味で楽しめるトマトレシピ。
料理研究家の高城順子さんが教えてくださいました。
「トマトは色もきれいで、生でも煮ても焼いても、どんな味つけでもおいしいですね。私も大好きな野菜の一つです。」そのおいしいトマトを使って、高城さんはいろいろな料理を披露してくださいました。その中でも注目のレシピは「トマトの冷やし煮びたし」。
「トマトをだしで煮て、冷たくしていただく和風の料理です。レモン汁を加えてあるので、程よい酸味で体がすっきりしますよ。トマトを皮つきのままヘタをとってくし形に切ります。中くらいのトマトなら6つくらいに切るといいですね。」
ポイントは、トマトを煮る時の追いがつおです。削り節を不織布の紙タオルで包みますが、「包む時、面積が大きくなるように折りたたむと落としぶたの代わりにもなるし、うまみも加えてくれるので一石二鳥ですよ。」
粗熱を取ったら、紙タオルをはしで押さえて汁けを絞りうまみを出しきってから取り除きます。そして鍋のなかでトマトの皮をむくのもおいしくいただくコツです。
「皮は自然にむけるので、ひとつずつ軽くひっぱって。全部むけたらレモン汁を加えます。レモン汁は、酸味もおいしく、ちりめんじゃこの生臭みも消してくれます。密閉容器に入れて、冷蔵庫で冷たく冷やして。ガラスの器などに盛り付けると涼しげですね。」
トマトにはうま味があるので、どんな味にも合う食材だそうです。「煮たり、焼いたりするとメイン料理になるので、いろいろな味つけで楽しんでくださいね。」
今回は特別に、トマトのおいしい見分け方を、「趣味の園芸 やさいの時間」に出演の藤田智さんが教えてくださいました。
「ヘタがピンとしているもの、ヘタの周りまで赤くなったものが完熟です。」
そんなおいしいトマトで、いつもと違うトマト料理をみなさんも、ぜひお試しください。