毎月1回放送している手づくりスイーツ。タレントの小野真弓さんがケーキづくりのコツを教わります。今回は、ロールケーキのご紹介ですが、クリームからのぞく鮮やかなグリーンは、なんとアスパラガス!野菜スイーツ専門店のオーナーシェフ柿沢安耶さんが、旬のアスパラガスのおいしい風味を閉じ込めた野菜のロールケーキを教えてくださいました。
アスパラガスのグリーンとパイナップルのイエローの配色、クリームにも細かく刻んだアスパラガスがたっぷり混ぜ込まれた色鮮やかなロールケーキ。
「野菜の持ち味である甘みや苦みを生かしてお菓子に仕上げます。野菜がきらいな人にも食べてもらえますよ。繊細な野菜のおいしさを生かすため、ケーキは油分や甘みをおさえます。」柿沢さんは、乳脂肪分が低め(35~36%)の生クリームを使っていました。
生地をふっくらと焼きあげるポイントは、まず卵液を湯せんで温めてから泡立てることだそうです。温まったら湯せんからはずし、ハンドミキサーで泡立てます。ボールをななめにすると、まんべんなく泡立てられて良いそうです。
「もういいかな、と思ってからもう少し泡立てて。持ち上げて見て、もったりと字が書けるくらいまで泡立ててくださいね。」
柿沢さんは、今回が「きょうの料理」初めての出演でしたが、初めてとは思えないほどスムーズに収録はすすみ、ロールケーキのコツを丁寧に小野さんに伝授していました。
仕上げは、焼きあげた生地でアスパラガスとパイナップルを巻きます。アスパラガスはサラダなどで食べるより、少しやわらかめにゆでて、バターで焼き色がつくまでソテーしていました。「焼くとバターの風味とコクが加わります。アスパラとパイナップルは相性がいいんです。同じ大きさに切ってくださいね。」
出来上がったケーキを試食させていただきました。甘さが控えめで、アスパラガスの風味がしっかり生きています。食感もおいしく、パイナップルの香りと酸味でとてもさわやかでした。これは、丸ごと1本食べられそう!です。
「野菜スイーツはお店でしか買えないものではなくて、家庭でできるもの。余った野菜でつくっていただけたら嬉しいです。じゃがいもをソテーしたものや、ゆでた豆をつぶして入れたり。スイーツは、つくって楽しい、食べて楽しい。野菜を楽しんで食べることが日本の農業の応援にもつながるといいな、と思っています。」と語る柿沢さんのキラキラした目が印象的でした。
みなさんも、ご家庭でぜひ野菜スイーツをお試しください。