キッチンリポート

杵島直美さん 「やりくり一汁一菜 ヅケがつおの献立2日分」

限られた食材を無駄なく使って、2日分のシンプルな献立を紹介する「やりくり一汁一菜」。今回は、旬のかつおをメインにしたおかずと汁物のご紹介です。かつお一節を1日目は生でさっぱりと、2日目は揚げてボリュームたっぷりに変身させます。教えてくださるのは、料理研究家の杵島直美さんです。


使用する2日分の食材は、こちら。旬のかつおにアスパラ、新たまねぎ、この季節ならではのおいしさです。
「旬のものは値段も安くて経済的で、おいしい。いいこと尽くし。やりくりのポイントは、食材を買ってきたら、そのまま冷蔵庫にしまわないこと。2日分の下ごしらえをまとめてしておくと時間短縮にもなります。」


まずかつおを一節まるごと、しょうがじょうゆに漬けて、ヅケがつおにします。そしてアスパラは堅い根元を切り落としてはかまをとり、豆腐は水きりをしておきます。これで2日分の下ごしらえは完了。


1日目の献立がこちら、「ヅケがつおのおかずサラダ」と「豆腐とアスパラのみそ汁」です。漬けたかつおの半量を使ってサラダ仕立てに、卵黄ににんにく、塩をのせたものを絡めて食べるのが杵島さん流です。「コクがあって、絶品ですよ。サラダはさっぱりと塩とオリーブオイルだけのドレッシングです。」メインのおかずがさっぱりしているので、材料をいためてコクを出した具だくさんのみそ汁と組み合わせています。


2日目用に残しておいた食材は、すべて火を通して調理します。揚げだし豆腐の要領で、漬けたかつおと水きり豆腐を油で揚げ、あんをかけた「かつおと豆腐の野菜あんかけ」。あんは、ジャンボピーマンとアスパラ、しめじを細かく刻んでとろみをつけたものですが、ここにも杵島さん流の工夫がありました。


1日目で残しておいた卵白を最後に加えてふんわりボリュームを出し、見た目にも美しい料理に変身させています。汁は、新たまねぎとわかめのスープで、あっと言う間にできました。
「節約料理も手をかけると豪華になるんですよ。同じ食材でも、やりくりでこんなに表情が変わります。やりくりは楽しい!安くてこの時期にしかない食材で楽しんでつくってくださいね。」と杵島さん。みなさんも、ぜひ旬のかつおを食卓にのせて、やりくりを楽しんでください。


「ヅケがつおのおかずサラダ」のレシピはこちら
杵島直美さんのプロフィールはこちら


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