キッチンリポート

キッチンリポート番外編「クッキングコンテスト決勝大会 ついにグランプリ決定!」


教育フェア2008間最中の11月2日。東京渋谷のNHK放送センター、秋のふれあい広場オープンスタジオにて「きょうの料理クッキングコンテスト」決勝大会が開催されました。500通を超える応募の中から、書類、予選会を勝ち抜いた3部門各3名、計9名がグランプリを目指します。司会は後藤アナウンサー、山本アナウンサー、きょうの料理講師でおなじみグッチ祐三さん。そして江戸前グッチーズが生演奏で会場を盛り上げます。
決勝大会の審査員は、抽選で選ばれた22名の一般視聴者の方々です。出場作品を試食・投票していただき、ついに各部門のグランプリが決定しました。


まずは、「10分で完成!簡単スピード料理部門」から。実際に制限時間10分で料理を作ります。限られた時間の中で、いかに効率よく作業を進めるかが、腕の見せどころ。しかしそこは決勝大会。難関を突破してきたみなさんは余裕があります。決勝大会唯一の男性出場者の方が手際よく調理する姿を見て、「ちょっと僕ライバル意識が燃えてきました。」とグッチ祐三さん。本番のプレッシャーはまるで感じさせず、全員が時間内に完成させました。
グランプリに輝いたのは、加藤梨里さんの「肉詰めれんこんの照り焼き丼」です。過労で体を壊して以来、体によい食事を考えるようになったという加藤さん。野菜がたっぷり入り、ご飯は雑穀米。また、れんこんは皮付きのまま使い、ゴミをださないように工夫されています。「体にやさしい、地球にやさしい、財布にやさしいハッピーレシピを料理のテーマにしています。」という加藤さんの言葉どおり、一品で元気に、幸せになれる料理でした。


「愛情たっぷりお弁当部門」では、食べる人への想いをたくさん詰めたお弁当がならびます。会場のモニターに映される紹介VTRには、早朝もくもくとお弁当を作る出場者の姿、そのお弁当をおいしそうに食べる夫や子どもの様子が流れます。普段は、お互いのそんな姿を見る機会はあまりありません。「いつもありがとう」。感謝の言葉を聞いた出場者の方の目にはうっすらと光るものが…。そんな感動の涙あふれるお弁当部門のグランプリは、河野叔子さんの「フレーフレー弁当」。二人のお子さんのために作り続けてきた運動会のお弁当です。お子さんが高校生になり、このコンテストが最後のフレーフレー弁当。鶏飯やかぼすを使ったマリネなど地元大分の味が満載です。いつか地元をでてしまうお子さんに、ふるさとの味を忘れないでほしい、という河野さんの想いが込められた愛情たっぷりのお弁当でした。


最後は「我が家の自慢料理部門」。ボリビア料理や地元の郷土料理など、個性あふれる自慢料理が並びました。一人ずつ調理をしながらアピールしていきます。きょうの料理講師さながらの落ち着きぶりと手際のよさは、繰り返し作ってきた習慣と自信でしょうか。緊張した様子もなく、みなさん笑顔で料理を紹介していました。
グランプリは深瀬睦さんの「レバーとらっきょうの黒酢炒め」。何でも手作りしてしまうという深瀬さんが、大好きなお孫さんのために考えたレシピです。味の決め手は手作りのらっきょう漬け。味と食感のアクセントになっています。「レバーも黒酢もらっきょうも、体に良い食材ですから、みんなに健康になってほしいんです。」という深瀬さんの願いが込められた一品です。


グランプリ三名が決定し、最後は書類、予選と審査員をつとめた料理研究家の清水信子さんが締めくくりました。「どのお料理も、その向こう側に笑顔がみえる料理でした。食べる人も笑顔。作る人も笑顔。おいしいものを食べると、みんな笑顔になりますね。それが家庭料理だと思います。これからもおいしい料理でみんなを元気にしていってもらいたいですね。」
コンテスト終了後は出場者全員で記念撮影。大切な人への想いがこもった家庭料理の素晴らしさを再確認できたコンテストでした。みなさんこれからも心のこもったおいしい料理を作り続けてください。


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