キッチンリポート

大森由紀子さん 「ほっとするおやつ ぶどうジャム」

実りの秋がやって来ました!今月の「ほっとするおやつ」は、秋の果物、ぶどうでジャムをつくります。旬の美味しさを閉じ込めて、長く楽しめる保存食のジャム。料理に添えたり、デザートにアレンジしたり応用がききます。巨峰の粒の形を残した「ぶどうジャム」を教えてくださるのは、フランスの家庭料理を研究している大森由紀子さんです。


「今年のぶどうは甘くて美味しいですね。砂糖を控えめのジャムにして、ヨーグルトにかけたり、焼き菓子やトーストに乗せたりして楽しめます。粒の形も残した、さらっとしたジャムなので、クラッカーなどに、生ハムやチーズと組み合わせて乗せれば、おつまみにもなりますよ。」とバリエーションも豊富です。
確かに見ると、ジャムというよりコンポートのよう。試食させていただくと、ぶどうの食感と香りがそのまま生きています。瓶詰にすれば、2か月間は保存できるので、長く楽しめるそうです。


つくり方のポイントは、ぶどうの皮を湯むきすること。お湯を沸かしたら、5秒ほどぶどうをゆでて、冷水にとります。するとツルっと皮がむけるそうです。ジャムというと、長い時間煮込むイメージがありますが、大森さんのレシピは、火にかける時間もとても短く手軽につくれます。「何時間もかけるわけじゃないから、気軽につくれるでしょ。ぶどうの実と汁を分けて、汁だけ先に煮込むのがコツです。そうすると実が縮まないで食感を残すことができるから、見た目もきれい。フランスでは、料理にもよく使いますよ。」


大森さんは、フランスの家庭に伝わる保存食にも興味を持っています。「いちじく、あんず、プラム、好きな果物をジャムにすれば、旬のものを1年中楽しめます。日本は果物をとてもきれいに売っているけど、潰れたり傷ついた物も、もっと売って欲しいですね。形の良くないものは捨てられたりするけど、ジャムにするにはもってこい。捨てずに売れれば農家も嬉しいでしょうし、エコにも繋がりますよね。」


ぶどうの実の形を残した、甘さ控えめな大森さんの「ぶどうジャム」。フレッシュなぶどうとひと味違った美味しさをぜひ、楽しんでみてください。


「ぶどうジャム」のレシピはこちら
大森由紀子さんのプロフィールはこちら


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