キッチンリポート

笹島保弘さん「お父さんの一品名人塾 手打ちパスタ」

笹島保弘さんお父さんが“自慢できる一品”を名人に伝授していただくシリ―ズ「お父さんの一品名人塾」。今回は「手打ちパスタ」。スパゲティの定番ミートソース・スパゲティを、パスタから手作りします。教えてくださるのは、京都のイタリア料理店オーナーシェフの笹島保弘さんです。



「難しく見える手打ちパスタですが、意外と簡単にできるんですよ。」と笹島さん。手打ちのパスタの魅力は、“粉のうまみ”。うまみを引き出すために生地を一晩寝かせて、粉と卵をなじませ熟成させることが、おいしく作るポイントだそうです。
この粉のおいしさを味わうには、シンプルなソースが一番だと笹島さんは言います。「定番のトマトソースや、バターとパルミジャーノ、黒こしょうをあえるだけ。それだけで本当においしいんですよ。うどんやそばもシンプルなほうが毎日食べても飽きないし、おいしいでしょ。それと同じです。」


今回教わったミートソースも肉のジューシーなおいしさを味わえるシンプルなソース。笹島さんのミートソースのポイントは、「うまみを重ねていくこと」。しっかりと焼いた肉のうまみ、干ししいたけの戻し汁、チキンスープなどいろいろなうまみの要素を積み重ねていくことで、短時間でグッと奥深い味わいになります。旬の野菜を入れても違った味わいを楽しむことができるそうです。


粉のうまみや肉のうまみ、野菜の繊細な味わい…。素材本来のおいしさを生かした料理を信条とする笹島さん。こだわりが凝縮されたこの一皿には、笹島さんからのメッセージが込められています。


「今、子どもたちの味覚が変わってきてますよね。味の濃いものに慣れすぎて、だんだん野菜の繊細な味もわからなくなってしまうのでは?と、心配しているんですよ。
でも、いきなり味覚を変えるなんて事は難しいので、まずは食材や、料理に興味を持ってもらいたい。今回の手打ちパスタも、ねんど遊びの感覚でお子さんと一緒に生地を作ったり、後片付けをやってもらったりすれば、『料理って楽しい!』『こうやって作るんだ!』『食べ物を作るのは大変だな』って感じてもらえると思うんです。小さいことかも知れませんが、日常できることからはじめてほしいですね。タイトルは“お父さんの”ってことですけど、家族で楽しんで作ってみてください。」


笹島さんの熱い思いのこもった「手打ちパスタ」。もちもちのめんに、うまみたっぷりのミートソースは、自慢の一品になること間違いなし!家族みんなで、ぜひお試しください。


「笹島シェフの手打ちパスタ」のレシピはこちら

笹島保弘さんのプロフィールはこちら



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