キッチンリポート

濱田美里さん「冬のあったか汁物 水だしで和の汁物」

濱田美里さん今日と明日の二日間は「冬のあったか汁物」の特集。心も体も温まる、冬にぴったりの汁物を紹介します。一日目は、水だしを使った和風の汁物。講師は「きょうの料理」初登場、料理研究家の濱田美里さんです。
濱田さんは、普段から着物を着て生活することや、昔ながらの日本の食事を大切にしています。キッチンリポートでは、そのきっかけを聞きました。


「国内外の旅で様々な文化に触れ、日本の暮らしの奥深さと多様性に改めて気づいたことがきっかけですね。ひょっとしたら日本の昔ながらの生活の中に、これからの時代を生きるヒントがあるんじゃないかと思い、昔の人がどんな生活をしていたのか探求するようになりました。」この活動を続けるうちに、濱田さんのライフワークとなったのが、日本各地のお年寄りの昔ながらの生活様式を取材することです。


鶏きのこ椀「8年位前から、友達のおばあちゃんにお話を聞いたり、地方の市場にきている人にお願いして郷土料理を教わったりしています。料理というきっかけがあると、びっくりするほどすんなり打ち解けられるんです。自宅までお邪魔して一緒に台所に立ったりするんですよ。」
取材をする中で着物や食器を譲り受けることもあるといいます。「今日着ている着物は90歳のおばあちゃんからいただいたもの、使ったお椀もいただきものです。古いものは作りも頑丈で、味わいがありますよね。」
このような出会いと対話が濱田さんの料理や生活のヒントになるそうです。


「おばあちゃんたちの話を聞いて思うのは、すべて必然で料理が出来ているんだなということ。その土地の気候だから採れるもの、調理法や保存法があって、それがすべて理にかなっているんです。例えば寒い地域では体が温まる食材が多く採れ、冬を越すための保存食もたくさんあります。古くから受け継がれている文化は、それが人にとっていいものだからですよね。そういう土地に伝わっている文化、知恵を日常生活でも実践し、料理を通してみなさんに伝えていきたいと思っています。」


さて、今回紹介してもらった「水だし」は濱田さんが料理の師から受け継いだものだといいます。「すごく昔から伝えられているだしのとり方です。簡単にできて肉や魚のくせをとってくれる優れもの。私は洋食にも使っています。」この水だしを使った「鶏きのこ椀」は、うす味ながら、素材のうまみがじんわりと体に染み渡るかのよう。後藤アナウンサーも、収録後「いやー、いい味が出てます。これは体の奥から温まりますね。」と絶賛しながら食べていました。身も心も温まる濱田さんの和の汁物。ぜひご家庭でもお試しください。


濱田美里さんのプロフィールはこちら
「鶏きのこ椀」のレシピはこちら



カレンダー

«  2011年08月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

アーカイブリスト

2011年
2010年
2009年
2008年
2007年

リポートテーマ


テレビのレシピを簡単検索!| みんなのきょうの料理