キッチンリポート

高木康政さん「わたしの幸せスイーツ マドレーヌ」

高木康政さん「私の幸せスイーツ」今月は、バターの風味豊かな焼き菓子「マドレーヌ」です。「ル・パティシエ・タカギ」オーナーパティシエの高木康政さんに教わります。
マドレーヌは、高木さんが小学校4年生の時にはじめて作り、パティシエを志すきっかけとなったお菓子。原点を忘れないようにという思いから、お店のマークにもなっています。そんな高木さんがお菓子作りで大切にしていることは「発想とこだわり」だといいます。


「まず発想がなくちゃこの仕事はできませんよね。お菓子は味はもちろん見た目も大切。美しい絵画との出会い、おいしい料理との出会い、様々な出会いを発想のヒントにしています。音楽や映画からインスピレーションを得ることもありますよ。」
お菓子に限らず様々な分野に目を向けることで髙木さんの芸術的なお菓子が生まれます。


「それから、こだわりというのは材料を厳選することです。」高木さんは、最高の材料を求め、国内外の生産者を回り自ら買い付けに行くそうです。「お客さんによりおいしいお菓子をと考えると、やはり実際に素材を見て最高のものを使いたい。実は今回のマドレーヌに使った薄力粉も特別なんです。私独自の配合でブレンドしているんですよ。」オレンジはスペイン産、チョコレートはカカオ豆を自ら選別し、先日は沖縄で黒糖作りにも挑戦したそうです。「大変ですが、それがお客さんの笑顔につながるのなら努力は惜しみません。これからも、常に新しいことに挑戦し続けていきたいですね。」


マドレーヌさて、今回のマドレーヌのポイントは混ぜ方。卵は泡立てないように。粉と合わせるときもさっくりと。「お菓子は、合わせるとか、混ぜるという作業が本当に多い。基本ですね。だからこそ大切なんです。」と高木さん。丁寧に優しく混ぜることで、外はサクサク中はしっとりという絶妙な食感になると言います。
「お菓子は作り手の気持ちがストレートに出てしまいます。食べてくれる人のことを考え、混ぜる作業ひとつにしても気持ちを込めて。そういうことをひとつひとつ大切にすると、味や見た目以上に伝わるものがあるんです。ぜひ心を込めてマドレーヌ作りに挑戦してみてください。」


高木康政さんのプロフィールはこちら
「マドレーヌ」のレシピはこちら



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