年が明け、冬も本番!2008年最初の放送は「満喫!旬の味」。寒さが厳しくなるとおいしさを増す、冬の魚の横綱、ぶりがテーマです。講師は日本料理店3代目、田村隆さん。「旬のぶりは、荒波にもまれて身がしまって本当においしいですから、色々な部位を味わってほしいですね。」日本各地の食材に精通する田村さん、今回の収録のために、とっておきのぶりを用意してくれました。
田村さんが用意したぶりは、重さ13.7kgの天然もの。調理台に運ぶだけでもひと苦労です。当然まな板も特大サイズ。この特大ぶりの三枚おろしが、番組の目玉です!
ここでスタッフが心配していたのは放送時間。「きょうの料理」の収録は一発勝負!途中でカメラを止めずに撮影し、ほとんどの場合編集をしません。そのためリハーサルは入念に、本番と全く同じように行います。今回用意されたぶりは一匹のみ。リハーサルでは、ぶりを大根で代用したため、正確な時間が計れなかったのです。しかし、さすが田村さん、「大丈夫だよ!」という言葉通り本番は大成功!丁寧に部位を説明しながら豪快な三枚おろしを披露し、放送時間内に収まりました。
このぶりのアラを使ったのが、「ぶり大根」。アラからでるうまみを、今が旬の大根に含ませます。「同じ時期に旬を迎えるぶりと大根の組み合わせは、最高の相性です。」ぶりがおいしいのは勿論、ぶりのうまみをたっぷり吸った大根がまた格別!大根の切り方、味の染み込ませ方など、田村さんの“おいしく煮るためのコツ”が生きた一品です。スタジオに立ち上る香りに「あー匂いだけでご飯食べられる。」とつぶやくスタッフもいました。
さて収録後、田村さんは料理準備室に戻り「きょうの料理プラス」の打ち合わせ。しかしその手には包丁!?打ち合わせをしながら、鮮やかな包丁さばきでぶりを刺身にしていきます。脇には、はしをもって待ち構えているスタッフ。「今のぶりは本当においしいからね。みんなに食べてもらいたいんですよ。」なんと収録で余ったぶりの背と腹で、即席のづけ丼を振舞ってくれました。「適材適所、ぶりの特徴を生かして料理することが大切です。一匹買っていろいろ楽しむのもいいですね。」
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