今回の番組テーマは、「手軽に楽しむ 冬の漬物」。料理研究家の藤巻あつこさんに、簡単にできて、すぐにおいしく食べられる、冬の定番漬物・白菜漬けを教わります。「昔は漬物が上手な人は良いお嫁さんといわれたので一生懸命やりました。」藤巻さんの漬け物歴はなんと60年!収録中もわかりやすい説明を交えつつ、手際よく作業を進めていました。そんな藤巻さんは漬物のアレンジ料理が得意なんだそうです。
「ひとつお漬け物ができると、どんどんアイデアがわいてくるんです。それでできたものを家族に食べてもらうんですね。大勢でわいわい意見をもらいながらいただく、それがまた楽しいんですよ。」藤巻さんがつくる白菜漬けのアレンジ料理はご家族にも大好評なんだとか。「若い人はピリ辛が好きでしょ。だからピリ辛のソースを作って、新漬けの白菜をいためるんです。ここに格子に包丁を入れたいかをいれると、本当においしいんですよ。」藤巻さん特製のピリ辛ソースは、豆板醤やしょうゆ、にんにく、しょうが、ケチャップなどをいれたエビチリのソースに似た味わい。いかの他には、貝類や揚げた魚も合うそうです。
白菜漬けとピリ辛ソース。こんな大胆な組み合わせも基本があってこそと、藤巻さんは言います。「お料理は基本に忠実が大切です。これとこれを合わせると間違いないという見極めができないと、アレンジもできませんからね。本格的なお漬け物にもぜひ挑戦してください。また料理の世界が広がりますよ。」
さて、今回教わった「白菜の即席漬け」は、塩分控えめで、白菜の甘みが感じられる優しい仕上がり。山椒風味の昆布のつくだ煮が、シンプルな白菜漬けを、メリハリのある味わいにしています。「白菜は重くて実のしまったものを選ぶといいですね。それから軸の部分が肉厚だと、なおいいです。漬物も軸がおいしいですからね。」これから寒くなるにつれ、どんどん甘みを増しておいしくなる白菜。サラダ感覚で食べられる即席漬けでたっぷり楽しんでみてください。