キッチンリポート

キッチンリポート特別編「さあ!料理しよ。クッキングコンテスト」予選会

NHK「きょうの料理」では、放送50年を記念して、「さあ!料理しよ。クッキングコンテスト」を開催しています。募集部門は「10分で完成!簡単スピード料理部門」、「わが家の自慢料理部門」、「愛情たっぷりお弁当部門」の3つです。9月29日、書類審査を通過した18名による、予選会が行われました。予選会の審査員は料理研究家の城戸崎愛さん、高城順子さん、堀江ひろ子さんです。今回のキッチンリポートは、クッキングコンテスト予選会の模様をお伝えします。


予選会当日はあいにくの雨。しかし会場となったスタジオは出場者の熱気にあふれていました。事前の書類審査には、全国から数多くのオリジナルメニューが集まりました。その中から、40倍以上の競争率を勝ち抜いた各部門6名、計18名が今回の予選会に臨みました。


スタジオには6つのテーブルが並べられ、スピード料理部門から順番に審査が行われました。出場者は調理をしながら各々の料理のポイントやエピソードを審査員にアピールします。素材から器まで厳選し、中にはプロ顔負けの料理道具を使う方もいました。
完成した料理は、次々に審査員席に運ばれ試食されます。盛り付けや味だけではなく、料理にまつわるエピソードなど様々なポイントを審査し、決勝大会に進む9名が選出されました。各部門の様子を少しずつお伝えします。


【10分で完成!簡単スピード料理部門】
スピード料理部門は、味はもちろん、10分という限られた時間の中でいかに効率よく作業を進めるかが、腕の見せどころ。スピード料理とはいえ、家族の健康や、子供の好き嫌いを考慮したメニューに審査員のみなさんからは、驚きの声があがります。「10分でここまでやるのはすごい!料理道具をうまく使っていましたね。みんな味がよく、スピード感がありました。今回は、番組を見た方がどなたでもトライできるお料理を選びました。」(高城さん)


【わが家の自慢料理部門】
自宅の庭で採れた食材を使ったり、ふるさとの味を再現したりと、それぞれの家庭に根ざした料理が集まりました。じっくり手間隙かけて作られた料理は、審査員のみなさんの予想を上回る味わいのものが多く、審査は難航したようです。「審査には本当に苦労しました。どの作品も家族の笑顔のため、みんなにご馳走したいという気持ちがあふれていましたね。本当にどれもおいしかったです。」(城戸崎さん)


【愛情たっぷりお弁当部門】
他の2部門とは違い、完成したお弁当を試食してもらいながら、審査員の前で料理のアピールをするこの部門。「お弁当は愛情を表すのには一番いいわね。」という城戸崎さんの言葉通り、手が汚れないように食べやすさに気を配ったり、野菜をたくさん摂るための工夫をしたりと愛情たっぷり。中には夫へ向けたメッセージ入りのお弁当もあり、審査員のみなさんも「ごちそうさまでした。」と一言。「どのお料理も甲乙つけがたかったです。お弁当の完成度もさることながら、相手への気持ちの深さに感動しました。嫌々やっていたら、こんなに愛情あふれたお弁当は絶対にできません。食べやすい工夫、栄養バランスの工夫、いろんな観点から3人にしぼりました。」(堀江さん)


予選会が終わると、出場者のみなさんは一様にほっとした表情を浮かべ、中には連絡先を交換し、再会を約束している方もいました。決勝へ進む9名も「胸がいっぱいです。」「決勝でも家族のことを思ってがんばります。」と決勝への意気込みを語ってくれました。
「今回のコンテストの料理は本当に粒ぞろい。堅実で地に足のついた家庭のお惣菜が多かったですね。奇をてらったものがなく、本当に選ぶのに苦労しました。」(高城さん)


さて、すべての料理を試食した審査員のみなさん、18品もの料理を審査するのは想像以上に大変です。「お腹大丈夫ですか?」というスタッフに「あたしたちの胃袋知らないでしょー。」と笑顔で一言。「どの作品も愛がたっぷり入っているからたくさん食べられるの。」(堀江さん)


見事予選会を通過した9名は、いよいよ11月4日の決勝大会へと進みます。公募で選ばれた50名の観客のみなさんが審査員です。決勝大会の模様は11月4日(日)NHK総合テレビで午前10:05~11:30の生放送でお送りします。お楽しみに!



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