キッチンリポート

柳原一成さん「にっぽんのご飯もの おこわ」

柳原一成さん今週は「にっぽんのご飯もの」の特集。最終日のテーマは「おこわ」です。江戸料理を伝える近茶流宗家、柳原一成さんに和せいろを使ったおこわ作りを教わります。軽井沢に畑を借り、いろいろな野菜を育てているという柳原さん。今回「赤飯」に使った“ささげ”も、柳原さんの畑でとれたものだそうです。


柳原さんの育てたささげ「ささげは今年初めて作ったんです。小豆とささげはすごく似ているけどね、花の色が違うんですよ。何色だと思う?小豆は黄色、ささげはきれいな紫なんですよ。」と笑顔で語る柳原さんは本当に楽しそう。実ったささげの写真も見せてくれました。「みなさんがゴルフに行くかわりに、私は軽井沢の畑に行くみたいなものですよ。できることなら毎週でも畑に行きたいですね。」


小どもの頃から植物が好きだったという柳原さん。きっかけとなったのは、一本の木だったそうです。「今でもはっきり覚えているんだけどね、空襲で焼け野原になったところのレンガの隙間から、一本の小さな木が生えていたんですね。父がそれを見て『これは桃の木だね。』と言ったんです。それを持ち帰って育てたら確かに桃がなったんですよ。これはすごい!!と思いまして。それからですね。植物が好きになったのは。」


この夏は白菜、春菊、大根などを植えたそう。なんと柳原さん自らトラクターを運転し、畑を耕すのだといいます。「実は今年はトラクターが壊れちゃってね。耕運機でやったから大変でしたよ。天候もかなり野菜の出来を左右しますね。農家の方の苦労がわかります。でもね、やっぱり好きだから。楽しいですよ。」


赤飯柳原さんの愛情たっぷりのささげを使った「赤飯」。ふっくらとしてつややかな仕上がりは、和せいろで蒸しあげたからこそ。山本アナウンサーも蒸し上がりを見て「つやっつやですねー!」と一言。ささげの自然な色合いが美しく、もち米本来の甘みも生きています。「よい素材を使うことも大事ですが、やはりその道具でなければ出せない味というものがあります。昔の道具はかさばるという理由でだんだん使われなくなってきていますが、この機会に若い人にも使って欲しいですね。」日本の祝い事には欠かせない行事食「赤飯」。手作りの美味しさはまたひとしおです。ぜひ和せいろを使って伝統の味をお試しください。


「赤飯」のレシピはこちら
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