暑い夏。冷たくさっぱりしたものもいいけれど、しっかり食べてスタミナも補給したいですね。「ひと味アップ!夏のめん・丼」3日目のテーマは、食欲をかきたてるボリューム満点の丼。料理研究家の福山秀子さんに教えていただきました。定番の丼も、福山さんのアイデアで新鮮な味わいに変身!中でも福山さんが特にこだわったのが「レトロ牛丼」の合わせ調味料です。
ケチャップとウスターソースを使った合わせ調味料は「レトロ牛丼」の味の要。できるだけ“懐かしい味”にしたかったという福山さん。あえて、昔ながらの味わいのソースを使ったそうです。「今はスパイスをふんだんに使った本格派ソースがたくさん売っていますが、今回は懐かしさを目指したので、甘めのウスターソースを選びました。」
そして、この合わせ調味料の決め手となるのが「からし」。「ウスターソースも、ケチャップも自己主張が強い素材ですし、それだけだと、どこかしつこい。味をまとめるためにいろいろ試して、からしにたどりついたんです。」からしの風味とピリッとした辛味が、全体のまとめ役になるそうです。試行錯誤の末に完成した、福山さんの牛丼は、見た目も香りも、食欲をそそる一品。番組収録はちょうどお昼時。スタジオに広がる香りに、口を開けて調理を見つめるスタッフもいました。
さて、この合わせ調味料、牛丼以外にもたくさんの使い道があるそうです。ソテーした鶏肉や、炒めたピーマン、にんじんにもぴったり。「野菜の青臭さが取れるので苦手な人も食べられるようになりますよ。ケチャップやソースに合う料理なら何でもOK。いろいろアレンジしてみてください。」
収録終了後にいただいた「レトロ牛丼」は、甘辛味の合わせ調味料が牛肉にからむ濃厚な味わい。しかし、からしの風味で後味すっきり、ついつい食べ過ぎてしまいそう。「みんながおいしいと言ってくれるけど、きっとそれは小さいときに食べた味だからなんでしょうね。」
いつかどこかで食べたような懐かしい味のする牛丼は、大人も子どももきっと大喜び。ご家庭の新定番になること間違いなしです!!