今回のキッチンリポートは、いつものスタジオを飛び出して、佐賀県唐津市からお届けします。「きょうの料理」放送50年記念イベント、全国キャラバン「地元の味を あなたの町から」の公開収録の現場です。毎月、全国各地の旬の食材の産地で実施されますが、今月は呼子町特産の「いか」を紹介。前日の準備から会場にお邪魔しました。
このイベントのスタッフは、ディレクターにカメラマン、音声、照明、美術、料理助手さんなどなど、なんと30名以上。各分野のスペシャリストがテキパキと作業を進め、あっという間に本番をむかえる準備が整いました。いつもの「きょうの料理」の収録も、放送では見えない画面の外で、毎回たくさんのスタッフが動いているんですよ。その模様はまた次の機会に紹介します。
さて、本日の放送は、イベント前半の「いかで腕自慢!」地元の料理自慢の方々に、いかを使ったオリジナルレシピを紹介していただきました。リハーサルでは緊張していた皆さん。しかし本番では、後藤アナ顔負けのダジャレが飛び出す場面も。それにしても、料理の腕もさることながら地元の方のエネルギーはすごい!本番終了後、出演されたみなさんに、いかのおいしい食べ方をうかがうと、「一番はやっぱり新鮮なものを刺身よ。」「げそは湯引きして酢味噌ね。」「わたしの一番得意なのはいかとえびのかき揚げ。絶対おいしいわよ~。」と、いか談義がスタート。矢継ぎ早に飛び交う言葉の応酬に、こちらはただただ「へぇ~」「おいしそうですね~。」とうなずくばかり。ふと、会場の横でいかの一夜干しを売っていた方の言葉を思い出しました。「呼子の女性は、みんな心は18歳よ!」みなさん本当にお若いです。
白熱したいか談義も覚めやらぬ中、最後の質問「皆さんにとっていかとは?」ここで意見がひとつになります。「人生であり、誇り。」
いかの町で育った皆さんにとって、玄界灘の荒波が育てたここでしか食べられない新鮮ないかは、全国に誇るべき食材なのです。
余談ですが…優勝した里口さん。感想を聞いてみると、フライパンをかたどった優勝カップを持って一言。「本当にうれしいです。」そしてこっそり「でも、このフライパンが使えたらもっとうれしかったですね。」