今週放送のシリーズ、二日目の番組では、ソースをからめて食べるパスタを紹介。出演は、東京広尾にあるイタリアンレストラン「アクアパッツァ」「アクアヴィーノ」の総料理長、日高良実シェフです。昔、フレンチを志していた日高さんは、アルバイトをしていたお店の「カルボナーラ」の味が忘れられず、イタリアンに転向したそうです。収録の合間に、日高シェフの料理に対する思いを伺いました。
イタリアン転向のきっかけとなった「カルボナーラ」を、番組ではクリーミィで家庭的な味のレシピで紹介してくださった日高シェフ。
「料理は、素材のうまみをいかに引き出すかが大事。しかも、イタリア料理は、調理法がシンプルなものが多いので、素材自体の持つ力がとても大切だ」と日高シェフは考えています。最近、箱根と観音崎に、新しいお店がオープンしたそうですが、そこを選んだのは、近所に良い野菜の生産地があるからだそうです。どんな土壌で、どのように作られているのか、自分の目で確かめ、地産地消の店を作りたい、そんな日高さんの考え方がお店に生かされています。
「みんなの意識が変わると、地球も変わるよね。自分が食べるもの、子どもが食べるものが、どこで、どんな風につくられているのかを考えるのは、とても大事。そこから、地球の温暖化や地球環境も少しずつ変わっていくと思うよ。食べることは、元気になること。良質な素材を使った料理は、こころもからだも元気にしてくれるからね。」とおっしゃる日高シェフ。まさに、これは、食育の第一歩ですね。感動しました。
そんなふうに、生産者に近いところで作り手のエネルギーを感じていたい日高さんは、イタリアにスローフードを食べに行くツアーを毎年、企画しているそうです。
これも、大人の食育と言えそうですね。
「本人が楽しまなくては、いい料理、いい仕事、いいチームはできないからね、」と気分転換も趣味も仕事も、すべてが結びついている今の状況が、とても幸せだとおっしゃる日高シェフ。リフレッシュできて、エネルギーをもらえる仕事は、本当に素敵ですね。スタジオ中にひろがった、イタリアンの香りが心地よい一日でした。
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