後藤繁榮アナウンサーアーカイブ

10月上旬に韓国プサンへ「地球ラジオ」の仕事で行きました。この番組は毎週土・日の夕方にラジオ第一、国際放送、ネットを通じて全世界に生放送しています。いつもは渋谷の放送センターからですが、今回はプサンの釜山日本人学校を会場に公開生放送。そこで6日間の滞在中、特に印象に残った料理をご紹介しましょう。

「地元の味をいただきます」、今月のテーマは「ぎんなん」。生産量日本一を誇る愛知県稲沢市へおじゃましました。ゲストの中国料理店総料理長、中川優さんとさっそくぎんなんが栽培されている畑へ。出迎えてくれたのは稲沢市のマスコット・キャラクター「いなッピー」。全体にぎんなんの種のような雰囲気ですが、チャームポイントははちまきとふんどしです。地元の国府宮神社で毎年冬に行われる「はだか祭」に参加する男性のスタイルをイメージしています。私は高校時代、岐阜市から名古屋市に電車で通学していましたから、その途中にある稲沢市には親しみを持っていました。「はだか祭」の日は電車が超満員になったことを覚えています。

休日、果物が食べたくて近所の八百屋のひろきさんを訪ねました。ひろきさんは八百屋ですが、弟さんが果物市場で働いている関係で果物の目利きでもあります。「お、久し振りだね。遊んでたの?仕事忙しかったの?」とさっそくのご挨拶。「忙しかったに決まってるでしょ」「知ってるよ。番組見てるもん」というようなやり取りが楽しいのです。

今月の「地元の味をいただきます」は鹿児島県南九州市へおじゃましました。鹿児島県はさつまいもの収穫量が全国一。その県内でも南九州市は一番の収穫量を誇っています。薩摩半島の南部に位置する自然豊かで温暖な土地です。さつまいもの原産は中南米といわれていますが、中国から1600年ごろに琉球へ、その100年あまり後に薩摩へ伝わったといわれています。さつまいものようにいいものは伝わっていくんですね。

私の休日のささやかな楽しみ、それは温泉で生ビール!です。しかもわが家から徒歩2分で行ける温泉。銭湯ですから入浴料は450円。都内には銭湯だけど立派に温泉というところがいくつかあります。東京都公衆浴場業生活衛生共同組合という長い名称の団体によると、都内ではおよそ900の銭湯が営業しています。そのうち温泉銭湯は50ほどだそうです。いわゆる日帰り温泉施設を加えると東京にも少なからず温泉があるというわけですね。近所の銭湯は建て替えでしばらく休業していましたが今年5月に新装オープンしました。そして湯上りに生ビールが飲める銭湯へと進化をとげたのです。