後藤繁榮アナウンサーアーカイブ

新しい年が始まりました。ことしも「きょうの料理」とおつき合いくださいね。おせち料理は召し上がりましたか?伝統的なおせちのなかで何が一番好きかを訊ねるアンケートでは「黒豆」をあげる人が多かったですね。いろいろなごちそうの中で、甘く煮た黒豆の味がデザート感覚にもなっていて人気があるようです。
「黒豆」というと兵庫県は丹波篠山がブランドになっています。しかし、黒豆の生産量で日本一は岡山県。なかでも兵庫県と境を接する勝央町で多くが生産されています。昨年暮れに「地元の味をいただきます」の撮影で訪ねました。

「地元の味をいただきます」の撮影で9月初旬に愛知県安城市、下旬に北海道斜里町を訪ねました。
安城市や碧南市など愛知県はいちじくの生産が日本一といわれています。8月から11月中旬までが露地ものの出荷時期。いまがまさに旬です。私が幼いころ住んでいた家の庭にはいちじくの木がありました。実が熟してくるとその甘味をめざしてアリが木に登り始めます。おいしいいちじくを食べるのにアリと競争していたような記憶があります。
ゲストは中国料理店オーナーシェフ、脇屋友詞さん。いっしょにいちじく畑へ行っておどろきました。いいじくの木はなんと地を這うような低木で、枝は下から人の背丈ほどの高さに伸びていました。ですから収穫作業はとても楽なんですね。

6月放送の「地元の味をいただきます」の撮影で高知県須崎市へ行ってきました。須崎は日本一の出荷量を誇るみょうがの里。市内各所に建ち並んでいるハウス群の多くでみょうがが栽培されています。高知県は台風の影響が多い県というイメージがありますが、ハウスは強い風雨にも耐えられるしっかりとしたつくりです。その日は曇り空でしたがハウスの中は汗がふきだすほどの温度。みょうがは一年を通じて収穫されますが、6~7月が最盛期です。

東北関東大震災で被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。「地元の味をいただきます」で訪ねた町が甚大な被害に遭遇していることを思うと胸が痛みます。みなさまの暮らしが少しでもはやく戻りますようにお祈りいたします。

2月の「地元の味をいただきます」は愛知県田原市へ行ってきました。田原市は渥美半島にあり、市内の蔵王山にのぼると南に太平洋、北に三河湾、西に伊勢湾と三つの海にかこまれているのがよくわかります。年間を通して日照時間が長いので、キャベツやトマトなどの野菜やきくなど花きの生産も盛んです。とにかく市町村別の農業産出額は全国でトップクラスという土地柄です。