きょうの料理のかくし味

山本美希アナウンサー

冬の関西グルメといえば

2月に入り、寒さが緩んだと思ったらまた極寒&雪の日々。ジェットコースターのような天気が続いていますがお元気ですか?滅多に体調を崩さない私も、今月はとうとう風邪気味で外出を控える日々が続きました。そんな時は「栄養こそ最良の薬」!と言い聞かせて料理料理料理!体を温め、疲労回復と免疫力を助けてくれるレシピをせっせと作っては食べ、何とか悪化せずに済みました・・・。その体調を崩す前と後に、関西らしい食事会へのお誘いが2つありました。「体調を崩す前と後」というのが何ともタイミングよし!「神様は食いしん坊を見捨てていなかった」と、両方とも参加できた自分に驚きました!

110218_1.jpg一つ目の食事会は、神戸の日本料理店で「クエ(九絵)」を食べる会です。クエは主に西日本の海でとれるハタ科の魚で、貴重で美味なことから憧れの白身魚として知られています。主にお造りや鍋で食することが多いのですが、今回の催しでは、なんとお店のご主人が「クエ会席」にチャレンジされるとのこと!(お店のメニューにない特別企画)めったに経験できないことなのでとても楽しみに出かけました。すると、体長1メートル、体重30キロの大きなクエが土佐清水から入ったとの嬉しいニュース。

110218_2.jpgそしてそれが、刺身、焼き物、揚げ物、煮付け、雑炊など、見事な会席料理の数々となって出てきました。お聞きすると、筋肉質かつ脂がしっかりのったクエで繊細な料理を作るためには、かなり試行錯誤されたそうです。

110218_4.jpgでもさすが匠の技。素材の良さを生かしつつ、食べやすく上品なお料理に変身させていらっしゃいました。筋肉質な白身をお酒や塩に漬けて柔らかくするなど、丁寧な日本料理の仕事ぶりに、日本人として誇りを感じました。

110218_3.jpgもう一つの食事会は、大阪の友人達とフグを食べる会です。大阪人は本当にフグが好き。フグの料理店も多いし、スーパーでもてっさ(刺身)や鍋用の切り身が沢山売られています。大阪のフグの消費量は日本一です。「天下の台所」と言われた商人の街。商人達によってフグが大量に仕入れられ食べる習慣が根付いたとか、フグの調理師免許の資格取得が他府県に比べて容易だったとか、上方の薄口文化に適した食材だったとか、大阪人がフグを大量に食べるようになった背景には諸説ありますが、とにかく冬の大阪には欠かせない食材です。ご飯食べに行く時に「フグ食べに行こ」というのはよくある話なのです。

110218_5.jpgこの日は、歴史感じる渋~いお座敷のあるお店で、フグの大スター「下関のトラフグちゃん」が私達を待っていてくれました。てっさ~唐揚げ~鍋~雑炊の定番コース。メンバーには子供もいたのですが、さすが大阪っ子。食べ慣れています!骨の扱いもすでに上手です。私はというと、食べるのに夢中になりすぎて、肝心のてっちり(鍋)の写真を撮るのを忘れてしまいました(汗)。お許し下さい。

とても寒い今年の冬ですが、素敵な友人達と関西の冬グルメを楽しみ、心はポカポカになりました。


プロフィール

山本美希
やまもとみき

山本美希

兵庫県宝塚市出身。とにかく、料理する・食べる・、飲むが大好き!元気の源は、食材をふんだんに使って作る「具だくさんスープ」です。ヘルシーな上に冷蔵庫も片づくので一石二鳥。大阪から、関西を中心に活躍される料理研究家やシェフの美味しいお料理をご紹介します!

カレンダー

«  2011年12月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

担当アナウンサー

2011年
2010年
2009年
2008年
2007年

テレビのレシピを簡単検索!| みんなのきょうの料理