新年明けましておめでとうございます。ことしも「きょうの料理」をどうぞよろしくお願いいたします。みなさんのお宅の雑煮はどんな雑煮だったでしょうか。地域によって角餅か丸餅か、澄まし汁か味噌仕立てか、具も様々なようですね。主に関東地方では具に小松菜を入れます。ですから小松菜は、雑煮菜とか正月菜とも呼ばれています。
年末に「地元の味をいただきます」のロケで小松菜の全国有数の産地、さいたま市岩槻区を訪ねました。今回のゲストはマロンちゃん。カラフルでおしゃれな衣装に木の枝にとまるスズメも注目。東京の都心から遠くないところですが、「意外にのどかなのねえ」とマロンちゃん。田園風景のあちこちに大きなハウスが並んでいて小松菜が栽培されていました。ハウスの内部はびっくりするほどの広さ。収穫しきれいに発送する作業が行われていました。露地でも栽培されていますが、霜にあたると甘みが増すのだとか。白菜の栽培でもそんなことを聞いたことがありますね。
清水実さんの農園で採りたての小松菜をそのまま食べてみました。シャキシャキした噛み心地のなかに、みずみずしくてほんのり甘みが広がる美味しさ。「いやあうまい。これはサラダでもいけますねえ」と感想をもらすと、清水さんは「それは困る。茹でたり炒めたりして欲しいんだなあ」と。もちろん生でも美味しいのだが、それじゃたくさんは食べられない。「茹でたりすればカサが減ってたくさん食べられるでしょ」と生産者の気持ちを吐露しニヤリ。
番組の2本目はマロンちゃんが提案する「小松菜で新定番」。農家のマダムのみなさんと地区の公民館で収録しました。小松菜が洋風にも中華風にも大変身するのを見てマダムたちから驚きの声が上がりました。マロンちゃん「マロン・マジックよ~」とニンマリ。小松菜はカルシウムが豊富ですし抗酸化作用のあるカロテン、ビタミンC、ポリフェノールを含みますから、ガンや風邪の予防に役立つ野菜ともいわれます。美味くて栄養もあってこりゃ困つたな。放送は1月27、28日です。
後藤 繁榮
ごとうしげよし