年が明けました!2010年も、どうぞよろしくお願いします。今年も、料理のコツや楽しさをお伝えしていきたいと思っています。
みなさんは、年末年始、どのように過ごしましたか?家族で過ごした方、お仕事だった方、おせちを作った方、様々だと思います。私は、有元葉子さんに教えて頂いたおせち、作りました!自信作は、れんこんの炒め煮、八幡巻き。メープルシロップの風味とまろやかさに感動しました。しかも、本当に簡単!思い立ったらすぐにできました。この2品に加えて、お正月には欠かせないぶりの煮物、長寿の意味が込められたえび、彩りにマカロニをのせて、一皿飾ることができました。
まず、れんこん。見通しがきくことから縁起が良いとされる野菜ですが、有元さんが教えて下さったように、繊維に沿って縦に切ります。そして、しょうゆ、酒、酢、みりんの代わりにメープルシロップを加えると、とろみも加わり、甘みがれんこんにからまります。食べてみると、シャキシャキ!食感がたまりません。この歯ごたえと甘辛い味が絶品です。
次は巻物。教えてもらった時から作りたいと思っていた八幡巻きに挑戦します。にんじんとごぼうを同じくらいの太さに切って、肉の上に斜めに置き、巻いていきます。そして、しょうゆとシロップで甘辛く煮て、もう出来上がり!この料理の山場は、切るところです。切り口がきれいになっているか、ドキドキしました。私でも、うまくできました!にんじんとごぼうが紅白のようで、おめでたい気分が盛り上がりました。
正月は、実家に帰ったり、小さい頃からの友達に会ったり、ほっとするひと時ですよね。私は、中学からの友人と、もんじゃ焼きを食べにいきました。もんじゃ焼きといえば東京の下町で始まったといわれ、子ども達が鉄板に文字を書いて焼いていたことから「文字焼き」→「もんじゃ焼き」になったともいわれています。にぎわっていたのでしょうね。
私たちが鉄板を囲む時には、鍋奉行ならぬ、もんじゃ焼き奉行がいます。中学生の頃から率先して作ってくれていた友人。魚介や野菜などのもんじゃ焼きの具をドーナツの形に丸く並べ、その中央に、小麦粉などが入った液体を流し入れます。ある程度火が通ったら、液体と具をかき混ぜて、小さなへらを使って食べます。焼き目がつくと香ばしくておいしいのです。中学生の頃、休みの日に仲間と食べたもんじゃ焼き。口にすると、部活や恋の悩みなどを語り合っていた当時の思い出がよみがえってきました。
昔の記憶がよみがえってくるといえば、この夕焼けもそうではないでしょうか。東京湾に沈む夕日です。幼い時から私は、外で遊んでいる時、夕焼けの空を見たら、帰ってご飯を食べようと思っていたものでした。泥んこになるまで遊んだ後、家族みんなで食卓を囲むのが楽しみでした。思えば、景色も料理も、人の心の中に残り続けるものですね。
料理や食は、体だけでなく『心』もつくる。実感した年の始まりでした。
江崎史恵
えざきしえ