お元気でお過ごしですか。今年も残りあとわずか。慌ただしくなってきましたね~。
今月の「関西の食体験」は、阪和自動車道の和歌山の紀ノ川サービスエリアに行ってきました。サービスエリアに食体験~??と思うでしょ。知り合いから「あそこは梅干しが充実している」という情報を聞き、梅干しが大好きな私としては気になっていたのです。
ご存知の通り、和歌山は梅の収穫量日本一です。特に最高級と言われる紀州南高梅は有名。あの果肉の厚さと柔らかさは絶品ですね。さて紀ノ川サービスエリアですが、上り下り線の両店とも色んな種類の梅干しが並んでいました。梅干しと梅干し商品だけで数十種類はあります。中には一粒400円の超高級梅干しも!一粒一粒が個別包装されているんですよ~。見ているだけで唾液が出て「白いご飯がほしいー!」くなりました(笑)。
でも、それを横目に実際に購入したのは、つぶれ梅。薄い皮が少し破れてしまった南高梅のことですが、味は同じなのにそれだけで日常の梅干し生活には嬉しいお値段になっているのです。1キロお買い上げ!
さらに、サービスエリアってじっくり見ると地元の美味しいものがよく分かるものですね。梅干の次に大きな一角が設けられていたのは醤油コーナーです。和歌山の湯浅醤油は看板を見て驚きました。「日本の醤油発祥の地」と書いてあります。湯浅醤油は好きで時々使っていましたが知りませんでした。醤油はもともと和歌山の金山寺味噌から生まれたんですって。味噌樽の底にたまった汁が調味料として美味しいことを発見したことが始まりだそうです。へえ~!・・・ということで湯浅醤油もお買い上げ~。
しかも「醤油ソフト」という見たこともないソフトクリームまで売っているではありませんか。これは試すしかありません。ややベージュ色のソフトを恐る恐る口に運ぶと・・・和風キャラメル味とでもいうか・・・醤油のコクと塩味と風味が甘いクリームと絶妙にマッチしています。
その他、みかんや柿や山椒など和歌山には生産量日本一が数々あります。そんな商品を見ている内に、あっという間に30分以上時間が過ぎていました。気付いたら買い物かごには、梅干し、醤油、備長炭、めはり寿司(酢飯に高菜の浅漬けが巻いてある和歌山名物)が入っているではありませんか(笑)。
そうそう。上下線の紀ノ川サービスエリアに寄るためには、もちろん高速道路を一旦降ります。和歌山インターで降りてどこへ行ったでしょう?本場の和歌山ラーメンを食べました!面白いことにテーブルには、早すし(鯖の押し寿司・和歌山名物)や巻き寿司、ゆで卵が積まれています。そして地元のお客さんは当然のようにお寿司を食べながらラーメンを食べているのです。これは試さねば!いっただきま~す。なんとお寿司の程よい酢味が醤油豚骨スープに合うのです。お店の方になぜラーメンとお寿司を食べるのかと尋ねた所、「この辺りではどの店も昔からそうしてきたから分からない」というお返事が。今や全国区の和歌山ラーメン人気ですが、地元だからこそ経験できた美味しさでした。
和歌山でお腹もお土産も一杯になった、幸せな師走のドライブでした。
山本美希
やまもとみき