きょうの料理のかくし味

江崎史恵アナウンサー

『地味』ではなく『滋味』が分かる大人に

料理研究家の河合真理さんといえば、毎回、昔ながらの深い味わいがある料理を教えて下さいます。今回は、節分を前に、いり大豆や缶詰を使って気軽にできる和風の豆料理。黒酢に大豆を浸した黒酢大豆のあえもの、いわしと大豆の黒酢煮など、大豆の甘さとやわらかさが堪能できました。「色合いが地味なのよ」と河合さんはおっしゃっていましたが、地味ではなく「滋味」深い。寒い冬に元気をくれるような、味わい深いものでした。
収録が終わると共に、3本のろうそくが灯ったケーキが登場。そう、この日は、私の30歳の誕生日!それを知っていた「きょうの料理」のみなさんが、サプライズでお祝いしてくれたのです。心のこもった気もちに感動して涙があふれてきました。


「きょうの料理」では、2月9日から、鍋物野菜で作るアイデアおかずを特集します。トップバッターは白菜。料理研究家の福山秀子さんに、白菜の和風・洋風・中国風の料理を教えて頂きます。その白菜などの旬の食材を使った創作料理の店があると聞き、出かけました。ありました!「岩手産 あじわい鶏のコンフィー 白菜のバターソース ドライイチジク入り」。白菜がどのように料理されて出てくるのか。楽しみに待っていたところ、コンソメの良い香りが!いい焼き色がついた白菜は、ジューシーで、コンソメの風味がたっぷり。絶品だったのは、白菜のバターソース。コンソメやバターに、白菜のうま味や甘味が染みわたっていました。白菜って、様々な味や素材とマッチするだけでなく、それ自体のうま味が存分に楽しめる、優れものですよね。


e_090123_3.jpgデザートのクレームブリュレは、ジャスミン茶の味つけ。アイスクリームは、ピナコラーダというカクテルの甘い味。いつも思うのですが、チョコレートなどで文字を書いたり盛り付けたりして下さる方って、絵心がありますよね。このデザートまた、深い味わい「滋味」がありました。料理は、素材の良さや組み合わせ方だけでなく、作る人の思いや食べる人との楽しい会話が加わって、より味わい深いものになります。30代は、「きょうの料理」を通して、より多くの人に料理の素晴らしさを伝えたい。そして、自分自身も「滋味」のあるアナウンサーに成長していきたいと思います。


プロフィール

江崎史恵
えざきしえ

江崎史恵

平成14年入局。広島局で勤務後、現在は東京アナウンス室。料理研究家やシェフの皆さんのアイデアと素顔を楽しく引き出していこうと思っています。食べるのは大好きですが、料理の腕は・・・。本に頼りっぱなしです。「きょうの料理」で、味つけの仕方などをしっかり覚えたいと思います。

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