今月に入って一気に寒くなってきましたね~。クリスマスと同時に、お正月も近付いてきています!今年こそ、手作りのおせち料理で新年を迎えようと思っていた私。絶好のタイミングでした。和食の分かりやすい指導に定評がある、料理研究家の清水信子さんに、基本のおせち料理を教えて頂けるというのです。今まで私が作ってきたおせちといえば、年越しそばと筑前煮くらい。お重の中身は、恥ずかしながら作ったことがありませんでした。「おせちって意外と簡単で、丁寧に作れば失敗なくできるのよ。」とおっしゃる清水さん。素敵な笑顔と優しい眼差しに、私は、緊張が次第にほぐれていきました。
今回、清水さんのお宅で2日にわたって教えて頂きました。1日目に作った5品は、普段作る料理よりも簡単といっていいくらいでした。それでいて、どれも新しい発見の連続!数の子の味付けに使うのは、なんと甘酒。自然に塩気が抜けるので、塩抜きをする手間も要らないのには驚きました。清水さんのお母様が、塩鮭を甘酒に漬けていたのにヒントを得たそうです。食べてみて一番感動したのが、ごまめを使った田作り。今まで食べたことがない、カリッとした歯ごたえなのです。しかも、炒るのに使ったのは電子レンジ!ごまめを炒る時、普通なら30分くらい炒るという方多いのではないでしょうか。ではどこにコツがあるのかというと、醤油や酒とからめる時の手早さでした。火加減を微妙に調節しながら、香りや音で判断する。料理の基本を改めて実感しました。
清水さんのお手本を見た後、私も挑戦してみました!かまぼこの飾り切り。左の写真は、私の力作(?)です。何に見えますか?鳥!?くじゃくです!一切れのかまぼこが、切り方次第で、こんなに華やかになるんですよ。自分で言うのもなんですが(笑)。かまぼこの丸い方に細かく切り目を入れて、同じ方向に挟み込んでいきます。背の高いかまぼこの方が作りやすいと思います。なんて偉そうに書いていますが、不器用な私は、清水さんの助けがあって何とかできました。でも、自分で作ってみると、うまくいかない部分も含めてとにかく楽しい!新年の始まりに大切な人と食べるおせち、心をこめて作りたいものですよね。
清水さんが「命を懸けています」とおっしゃるのが、盛り付けの作業。食べ物は生き物だと言う清水さん。直前までラップをかけ、盛り付け始めたら最後の最後まで真剣そのもの。いり鶏では、亀甲しいたけは本当の亀の甲羅のように、ねじり梅のにんじんは満開の梅のように感じました。清水信子(しんこ)さんは、本当に素敵な方でした。「にんじんやれんこんなど『ん』がつく物は体に良いの。『しんこ』もそうよ!」とおっしゃるおちゃめな一面も。
みなさん、12月8日と9日の放送、是非見てくださいね!
江崎史恵
えざきしえ