私の休日のささやかな楽しみ、それは温泉で生ビール!です。しかもわが家から徒歩2分で行ける温泉。銭湯ですから入浴料は450円。都内には銭湯だけど立派に温泉というところがいくつかあります。東京都公衆浴場業生活衛生共同組合という長い名称の団体によると、都内ではおよそ900の銭湯が営業しています。そのうち温泉銭湯は50ほどだそうです。いわゆる日帰り温泉施設を加えると東京にも少なからず温泉があるというわけですね。近所の銭湯は建て替えでしばらく休業していましたが今年5月に新装オープンしました。そして湯上りに生ビールが飲める銭湯へと進化をとげたのです。銭湯の湯上りにはコーヒー牛乳というのが定番でしょうが、温泉ときたら生ビールがうれしいですよね。オヤジの至福のひとときを近所の銭湯が叶えてくれるというわけです。
さて、お湯は東京の温泉に多い黒湯といわれる種類です。コーヒーを薄めたような色をしています。なめるとしょっぱいのが特徴です。これは建て替え前からのお湯です。そこに新装後はもう一種類の温泉が加わりました。黄金色のお湯です。さらに深くボーリングして汲みだしたのだとか。銭湯の料金で二種類の温泉が楽しめるのはここだけだよ、というのが自慢です。銭湯ですから浴場はけっして広くはありませんが、建物の屋根を一部切って露天風呂風にしてみたりと工夫があります。また、寝ころぶことのできる畳スペース、マッサージチェアや足ツボ指圧器なども完備。銭湯ながら充実した設備です。そして特にうれしいのが湯上りに生ビールが飲めること。セルフサービスでジョッキをビール・サーバーにのせてボタンを押せば、泡の具合も美しく生ビールのでき上がり。そして心身ともにリラックス。入浴料とビール代を合わせて1000円でおつりがきます。電車に乗って温泉に行くことを考えれば安いものですが、近所ですから毎日でも行きたい誘惑にかられ・・・それが悩みです。
後藤 繁榮
ごとうしげよし