突然ですが、「カナダ」と聞いて、どんなイメージがわきますか?
雄大な自然、スキー場、サーモン・・・。周りの人に聞くと、こんな答えが多いですね。誰もが知っている国名でありながら、歴史や文化の多様性、豊富な世界遺産、食べ物などまでは意外と知られていないのが実情だと思います。カナダ政府にとってもこれは課題で、いまPR活動に力を入れようとしています。
そんな中、先日、カナダ観光局が開いたマスコミ向けのレセプションに行ってきました。実は私は大のカナダ好きです。学生時代に留学していたこともありますが、その後、仕事や観光で何度訪れても、発見・感動・温もりがあり、五感が満たされるからです。
レセプションでは、カナダの地域ごとにブースがあり、それぞれの名所や名産品を見て、料理などを試食できるようになっていました。西海岸ブースでは、名産のハーブをハーブティーやアロママッサージという形で紹介。北部ユーコン地方のブースでは、オーロラや原住民の住居やパン(バッファローやカリブーのシチュー等と共に食べるスコーンのようなパン)。フランス語圏のケベックブースでは、名産のメープルシロップを使ったデザート。その他、氷河や、最近評価の高いカナダワインの紹介など、広いカナダを一晩で体験し、情報が得られるようになっていました。
可愛かったのはプリンスエドワード島のブースです。この島は、あの名作「赤毛のアン」の故郷!私も大好きな小説で、赤土の美しい島を訪れたこともありますが、なんと島からアンが来ていたのです!写真を撮らせてもらいましたよ、可愛いでしょ?そして小説に出てくる「いちご水」やプリンスエドワード島名産のエビの料理も振舞われました。「赤毛のアン」は来年出版100周年です。色んなイベントが計画されているそうですから、多くの「アン」ファンで賑わうのでしょうね。
それにしても「旅」が面白いのはなぜでしょう?日常とは違う世界に好奇心を掻き立てられ、色々と感じるから。そして驚いたり感動したりするだけでなく、自分や社会や日本について自然と客観的に見えてくるからだと私は感じます。そして旅が終わる頃には新しい自分に出会え、新たな思いで日常に戻ることができます。スケールの大きいカナダの自然や、ほどよい時間の歩み方、そして温かい人々は、いつも私にそんな活力をたっぷり与えてくれる国なのです。どうぞお元気でー!
山本美希
やまもとみき