前回ご紹介したのは「きょうの料理」地元の味をいただきますシリーズでした。実はもう一つ年間企画で「きょうの料理」田村隆と後藤アナの面白クッキングというイベントがあります。年間5回、全国各地の会場でクッキングショーをご覧いただくというものです。これは番組ではないので2時間たっぷりと田村さんのプロの技とうんちくが披露されます。そしてところどころに二人のオヤジトークが隠し味に。
今年度1回目は宮城県利府町へ行きました。田村さんはご存知、東京・築地の日本料理店三代目。早朝の市場から始まってランチ、夜の仕込みを確認して出発となります。昨年度も全国5箇所を旅しましたがいつもこのスケジュールです。
今回は東京駅から新幹線。ホームにさっそうと現れた田村さん、黄色のジャケットがまぶしい!エンブレムは何とスヌーピーではありませんか。カワイすぎる。包丁を持ったら厳しい三代目も、ふだんはとてもお茶目で私たちスタッフを楽しませてくれる人物です。
利府町は仙台市のベッドタウン。町の名産は梨です。イベントのオープニングで私は「会場近くの梨畑で手入れをしている農家の方に梨ありますか?と聞いたらナッシング!と言われました」とダジャレでネタ。200人近い客席からあたたかな笑顔が返ってきました。
ご夫婦と幼稚園の男の子の家族は車で1時間かけてやってきたとか。奥さんは韓国人で、結婚してから日本食を「きょうの料理」でマスターしたんですよとニッコリ。ご主人は「これがね、おいしいくて番組に感謝しています」とありがたいお言葉。放送がさまざまな生活のシーンで視聴されているんだなという実感を得ました。
田村さんの大ファンだというその家族に、三代目は例の黄色のジャケットの裏地をチラリとサービス。なんと春風亭小朝師匠の直筆の絵とサインが!平成12年に「男の食彩」という番組で共演したときのものだそうです。江戸の男のおしゃれは羽織の裏に絵を描くというじゃありませんか。粋ですネエ。
イベントが終わり仙台駅へ。昼ごはんはもちろん牛タン!地元局のF君の案内で行列が出来るという店へ。他の店との違いは肉が厚いこと。確かに存在感のある、しかし、やわらかなタンでしたん。
後藤 繁榮
ごとうしげよし